富士ソフト、医療事故防止支援システム発売
システム開発の富士ソフトは21日、医療事故を未然に防ぐための支援システムを25日に発売すると発表した。医療現場で重大な事故につながりかねないミスを入力し、医療機関内の全職員が情報を共有する。価格を業界平均の半額程度に抑え、投資余力の乏しい公立病院でも導入しやすくした。病床数が 100―300床の中規模病院を中心に、2年間で350セットの販売を目指す。
医療事故や、事故につながりかねない重大なミス「ヒヤリハット」の事例を集計し、データベースにするシステム「FSインシデント」を売り出す。医師や看護師ら医療従事者が現場で危険を感じた事例を入力して情報を蓄積する。
[2008年8月22日/日経産業新聞]
こんなソフトあるんですね。
ヒヤリハット事例を集めてデータベース化して、それを全職員で情報を共有するシステムだということですが、どんなシステムかみてみました。
病院向けインシデントレポートシステムFSIncident - 富士ソフト
機能はこんな感じです。
FSIncidentの機能 - 富士ソフト
情報を現場へどのように周知させるのかがポイントになりそうです。
電子カルテやオーダリングシステムの端末と共存できれば使えなくもないかとは思いますけど、でもルーチン業務の忙しい最中になかなか閲覧できません・・・