
(週間東洋経済2008/7/19号 クスリ大解明 より)
週間東洋経済2008/7/19号「クスリ大解明」からの引用です。
another side of ”d-inf” - 知らずに飲んでる? クスリ大解明!
「克服した病気・克服していない病気」のグラフが掲載されていました。
消化性潰瘍、高脂血症、高血圧、狭心症、ぜんそくなどが治療満足度が高い疾患として挙げられています。
消化性潰瘍ならガスターなどのH2ブロッカーやタケプロンなどのPPIといったように、すぐに数種類の優れた薬が連想されます。
しかしながら治療満足度が低い疾患として挙げられている、アルツハイマー病、糖尿病性神経障害などは治療薬が少なく、しかもその効果が限定的であるということだと思います。
治療満足度が低い疾患の新薬を早く世の中に出すために、我々治験に関わっている人間はがんばっているということになります。