マイミクさんがコンサートをするとのことだったので、これまたマイミクのエナちゃん夫妻を誘って、京王線は仙川というところに行ってきました。
しかし自宅から1時間も離れたところで10時半集合だなんて、ボクも歳をとったものだ(笑)。
でもこの時間設定が正解で、会場のせんがわ劇場というところに着いた時には既に何十人かの行列が!。会場もさほど広いところではなかったので(120人くらい?)、余裕を持って出掛けていてよかったです。
マイミクさんの今日のお相手は
チェリストの女性。
学生さんでありながら、既にCDでメジャーデビューも果たしてらっしゃるという才色兼備の方です。
主催者的には彼女が主役で、マイミクさんは伴奏者という位置づけだったのかもしれないけど、それがなかなかどうして。彼女自身がマイミクさんのことを「共演者」と紹介していた通り、本当に息のあった演奏ぶりで、思わず笑みがこぼれてしまいました。フォーレ最高!。シューマン最高!!!。「愛の挨拶」では涙が出そうになりましたよ。
でも改めて思ったけど、やっぱり音楽の相性ってあるよね。
僕はアマチュアではあるけれど、相手の音楽を引き出せるような歌を歌いたいし、また相手がいい音楽を奏でてきたなら、それにvividに反応したいなと思いました。
しかし仙川、あなどりがたし。
小澤征爾で有名な桐朋学園が近くにあるとはいえ、これほどのクオリティのコンサートを無料でやってしまうとは!
僕があの辺りに住んでたら、毎回でも聴きに行くのになぁ。東京藝大にも頑張ってもらいたいところです。
エナ夫妻と"
パンプキン"というお店でハンバーグランチを食った後は、馬喰横山まで出て僕は独りで小岩へ。
昔からの知り合いがイギリス民謡とコーヒー・カンタータをやるというので足を運びました。
会場がお寺の中、つか、お墓の中にあって、少々度肝を抜かれましたが、宗教施設の中で異教の音楽を奏でることを許してしまうのが、仏教の大らかなところ。お釈迦様ラブ。
その知人を含め、演奏者・歌手はほぼ全員がアマチュアでしたが、そのレベルは下手なプロよりも真摯で好感が持て、また皆さん教養がおありの方なので、知的好奇心も十分に満たされ、これはこれでいい演奏会でした。
主催者の方は某コンサル企業の重役らしいんだけど、お金もコネクションも情熱もお持ちで、またそれに共鳴してお堂を安くで貸してくれるお寺があって、これってかなり理想的な音楽環境だなと思いました。
帰りは友人(♀)と両国まで戻ってきて、ちゃんこ鍋をたらふく食って帰ってきました。

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