産地の工場にこもって一日中試作。
ド文系の僕にはついていけない話も多いけど、技術者の話ってやっぱりためになる。夢もあるし。理系男子ラブ(笑)。
化学実験と同じで試作には時間が掛かるので、その間は世間話や情報交換をして過ごす。
そんなときのお供は中国では専ら「種」。
今日のお昼ご飯でもスイカの立派な種が前菜(?)として出てきたけど、工場ではヒマワリの種とカボチャの種をいただく。なんだかリスになった気分???
・左:ヒマワリ、右:カボチャ
工場のご主人に出していただいたスイカも甘くて美味しかったです。
・種無しスイカ(コダマ?)
夕方まで実験に付き合い、でもぜんぶ一緒にいると明日の明け方の5時まで掛かるという話だったので、後は現地スタッフに任せて夕食へ。
今日のメンバーは気の置けない若手(自分含む)だったので、B級グルメをはしご。
まず目指したお店は水餃子のお店。
でもその前に変な集団を発見。路上でオバチャン達がゆるいダンスを踊っているのだ!
「なんというダンスですか?」と尋ねたら「"広場踊り"だよ」と答えが返ってきたけど、広場じゃなくて路上じゃん!?。しかも公道。
僕も観察がてら一緒に踊ってたんだけど(笑)、どうやら指導者はいない様子。
どこで振り付けを覚えるのか訊いたら、ネットやDVDで覚えるのだとのこと。
近隣の街では1,000人を超えるダンス大会が夜な夜な繰り広げられてるという噂も聞いたけど、こういう風俗はやっぱり現地に入り込まないと分からないですね。
まぁ分かったところでどうするの?という話はあるけど(苦笑)。
・広場踊り風景
そしてお待ち兼ねの水餃子。
外はツルツル、中は濃厚な旨みの肉汁がジュワーで口福口福。一緒に頼んだ豚ミノのスープや豚舌のスープもあっさりしてとても美味しかったです。
・水餃子
そして二軒目は昨夜に引き続きイスラム料理。今日は蘭州のラーメン屋さんでした。
・店の注意書き。モスクやアラビア文字が異国情緒をくすぐる。お酒禁止の文字も(苦笑)。
ここは昨夜と違ってトマト風味ではなかったけど、生パスタのような麺の触感は同じように楽しめたし、また胡椒の効いたスパイシーな味は癖になりそう。羊肉の癖は全く気になりませんでした。英語の流暢なイスラム系客人もいたし、ディープ中国に辟易したときにはここに駆け込むのもいいかもと思いました。
・麺打ちの少年。
中学生くらいかと思ってたら18歳とのこと失礼しました。
でもハニカミ具合がかわいかったです。

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