姉が結婚する前、両親と連れ立って先祖のお墓参りに行ったことがある。
アタシの先祖は北陸の出で、安宅の関やら九谷焼博物館やら芦原温泉やら巡って帰ってきた。
アタシは当時20代半ばだったろうから、親は50代半ばくらいだったろうか。
その時、息子や娘やらの引率に従う両親を見て、急に親が小さくなったような気がして、一抹の寂しさを覚えたものだ。
今日、社内でマネージャーが集まっての会議があり、議論奮発で、時には喧嘩腰のやり取りすらあったわけだけれど、先代の社長が身の回り3メートルのことにこだわっていたり、時には元部下からやり込められたりしているのを見ていて、なんだかやるせない気持ちになり。
ってアタシも彼の論に反論していた側ではあるのだけど。
つい半年ほど前までは全体を俯瞰してバランスの良い示唆をくださっていたのだけれどなあ。
役割の違いによる立場の差もあるのだろうけど、遠慮もあってか、このところどうもスペシフィックなところに向かわれることが多いからなぁ。
冒頭に書いたような感慨を覚えた一日でした。
アタシももっと慮って話すようにしないとな。

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