マイミクの賢さんのお誘いでホームパーティーへ。
彼は元々はくうりいの友達で、初めて会ってからかれこれ10年くらいにはなるのかもしれないけど、初対面のときはそんなに話が弾まなかったし、正直疎遠な時期も長かったので、こうやってお招きに与るようになるなんて、人生って不思議なものです。
それに今日の飲み会には、元UC-GALOP会員の直さんの紹介で何度か大阪で会ったことのある方もいらしてて、「前に一度お会いしましたよね?」「えーっ!?ご無沙汰です〜」みたいな再会もあり、なんだか「縁」というものを感じるパーティーでした。
しかし賢さん。それにしても手料理、上手すぎ。
男の手料理のようなマニアックに凝った料理というのではないんだけど、どれも手早く口に合うように仕上げられてて、しかもヘルシーな感じで、食べ飽きないとでも云えばいいの?。やっぱりデキるヲンナは何でもできるんだなと感心致しました。
今度お返しにウチにもお呼びしたいけど、こんなに素敵なお料理を何品も出されたら、ちょっと億劫になってしまうわね(予防線)。
他にいらした皆さんも全員朗らかな落ち着いた方ばかりで、楽しい一日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
そして本日、早いもので、あれから1年を迎えました。
その節は色んな方に愚痴を聞いていただいたり、アドバイスをいただいたり、本当にお世話になりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。
ぶっちゃけ、その人との関係はまだ続いていて、お互いの演奏会に行ったり、一緒に音楽に取り組んだりとか。
この話をすると、いろんな人から「イタい」と言われますが、長い人生で考えた場合、その人との関係を切らない方が僕の人生が豊かになると思ったので、ぜんぶ納得ずくのことではあります。
でも今にして分かることのなんと多いことか。
僕はあの頃、その人のいろいろなことに腹を立てたり悲しくなったりしてたけど、今、その人と同年代の人たちといろいろ接するにつけ、あの人はあの人であの年齢にしては一生懸命礼を尽くしてくれていたことも分かるし、恋愛とかそういうのではないけれど、それなりに僕のことが好きで、とてもなついてくれていたのが分かります。
経験足らずの僕はその態度に過剰に期待を掛けてしまってたけど、その人は半ば親とか兄弟とかそういう一種肉親めいた感情で接していたのだろうと思います。
あの頃の二人の時間について、その人は「とても楽しかったの」と表現してくれたけど、そんなことはなかなか得がたいこと。とても貴重な関係だったのだと、今はよく分かります。
覆水盆に返らずという言葉があるように、あの時間もあの関係ももう戻ってくることはありませんが、この経験を活かして、新しい人と新しい関係を築いていければいいなと思います。

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