先日のこと。
切れ者かつ人格者として人望を集めてらっしゃった役員が勇退なさることになり送別会が催されました。
まだ50台、今のご時世ならあと10年は働くのが当たり前みたいになっているけれど、彼の選択は転職ではなく「退職」。
もう会社であれやこれや怒られるのはもう嫌だと。
家にいたらいたでいろいろ小言も言われるだろうけど、それでもまだ妻から怒られる方がマシだと。
…。
彼ほど頭がよくコミュニケーション能力があればストレスなど皆無かと思っていたけれど、彼に言わせると入社以来ずっとプレッシャーとの闘いだったと。
思うように自由に活動できるのが70歳と彼は考えているらしく、もしそうなら後の人生は自分の好きなように生きようと思ったらしい。
なんだかいろいろ考えさせられるな。
このところ仕事に忙殺されていて、歌以外のプライベートが疎かになっている。
充実した老後のためにも会社以外の活動も頑張らないとな。

0