このところ暇があると、北杜夫氏の著作を読んでいます。
今日読破したのは「どくとるマンボウ回想記」。
この本は基本的に日本経済新聞の「私の履歴書」のために書かれたものだし、先日の日記にも書いたように、高校から大学に掛けて読み漁った作家の自叙伝なので、彼のことを知り過ぎている(笑)自分としては目新しい話題は殆ど無いのだけれど、それでも読み進めていて感じるのは、改めて僕はこの人が好きなんだなぁということ。
その人の体臭を何かの拍子に嗅いで懐かしむような、そんな感覚を味わいました。
途中で挫折してウォークインクローゼットに仕舞いこんでいた「青年茂吉」を先ほど引っ張り出してきたので、次はこれを読もうと思います。
そして今日もコーラスの自主練習。
企画は新しく入って来た若者。
なかなか頼もしい団員が入って来たものです。
そして練習自体もすばらしく建設的で有意義。
充実した一日でした。

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