「
下流の宴」の最終回を見終わる。
そうなるんじゃないかと思ってたけど、思った通りの幕切れでした。
というと、予定調和的で面白くなかったんじゃないかと思われるかもしれないけど、その逆。
林真理子の筆運びに説得力がありまくりで。
医大に合格した珠緒とフリーターの翔。
どちらが上流でどちらが下流かはさておき、時間の使い方や交友関係が違えば、自ずと話題も違ってくる。
身を置くグループが違えば、遠慮や気遣い、妬みや自己嫌悪も生まれてくる。
もともとが違いを受け入れ楽しむ関係だったら、それもまたいいだろう。
でも彼らの場合はいわゆる「類友」。
同じ土俵を持たなくなったときの関係はあまりにも脆い。
でも珠緒に別れを告げるときの翔はなかなか恰好よかったなぁ。
初めて毅然とした態度を見せて。
これで彼も自分の生き方を見つけるんじゃないかと希望の光が見えました(ってこの考え方自体が三浦展言うところの"上流"なわけですが(^_^;))。
しかし珠緒。
健気で可愛かったなぁ。
かつての自分を見るようでしたわ(結局それ?)。
夜はバリトンさんとオペラスキーさんと飲み会。
テンション、上がりました。
・主題歌もよかった! → 高橋 優「誰がために鐘は鳴る」

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