昨夜は久々の午前様。
以前お世話になったお取引先様の部長さんと飲みに行きました。
音楽やら旅行、読書の話で盛り上がって楽しかった。
でもこういうとき、いつもちょっと気に掛かるのが、「お金」。
僕は育ちが営業じゃないので、基本的に飲みに行くときは自腹が普通と思っているんだけど、営業が長かった人はこの辺りの感覚が若干違うよう。
というのは、「お取引先様と飲みに行ったら、相手の分も含め接待費で落とす」のが常識みたいなのよね。
お互いにもう業務上はつながりがないので(というか、あったとしても)、僕はついつい「では割り勘で」と言ってしまうんだけど、彼は「ここはウチが持ちます」といって譲らない。
部長さんの面子もあるのかもしれないし、もしかしたら自腹を切らせるのは酷なのかもしれないし、あまりの勢いに、仕方なく二次会はおごっていただきました。
ちょっと位相は違う話だけど、facebookでケルケルを発見したとしても(実話)、やっぱりつながるわけにはいかないし、仕事上の関係ってやっぱりいろいろ難しいですね。
今の部署を離れたら、もう少し自由になれるのかもしれないけど。
今日は大倉山へバリトン君達の演奏会へ。
と思ったら、部長につかまる(下げ)。
無理やり仕事を終わらせて駆けつけ、なんとか二部からは聴くことができました。
今日のメンバーは基本的に彼の研修所時代の同期なんだけど、皆さん卒業後も順調に成長なさってて、安心して耳を傾けることができました。
お初のソプラノさんもコケティッシュな魅力でよかった。
でも一人、テノールの若者がどうも彼ら/彼女たちとレベルが違って。
悪貨が良貨を駆逐する、と言ったらヒド過ぎるかもしれないけど、やっぱりどうも全体的な印象に影を落とすもので。
今日はたまたま喉の調子が悪かったのかな・・・。
まぁ今日は「若手音楽家支援」のつもりで足を運んだので、良いっちゃあ良いのですが、与那城敬さんやIL DEVUのリサイタルとさほど変わらない(てか、むしろ高い)入場料を取っているんだから、どうにかせぇ!と思ったのも事実でした。
でもやっぱりテノールという声種は難しいですね。
みんながみんな、望月哲也さんや大槻孝志さんのレベルだったら、言うことないのになぁ。
しかし大倉山。
登るのに息が切れました。
あそこだったら津波が来ても命は助かるだろうけど、来るか来ないか分らない地震のためにあの坂道を毎日昇り降りするのはかなりの重労働、てか、自分は住めない、と思いました(^_^;)。

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