2008.9.21 JOAN JETT BIRTHDAY MEMORIAL SPECIAL LIVE 2008【We Love Jett】でボクが廻した曲を掲載します。記憶と記録を元に大体な感じで記しますんで。
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☆開場〜
★DEXYS MIDNIGHT RUNNERS/BURN IT DOWN★JACKSON 5/ABC★SPECIALS/CONCRETE JUNGLE★MADNESS/IN THE CITY★CYNDI LAUPER/GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN★PRETENDERS/DON'T GET ME WRONG★ザ・クロマニヨンズ/スピードとナイフ★STRAY CATS/ROCK THIS TOWN★HANOI ROCKS/UP AROUND THE BEND★BOOKER T.&THE MG'S/HIP HUG-HER★THE JAMES TAYLOR QUARTET/THE MONEY SPIDER★THE J.GEILS BAND/CENTERFOLD★RAMONES/THE KKK TOOK MY BABY AWAY
☆Rico Jett and White Spider のライブ〜
★FRANCE GALL/POUPEE DE CIRE POUPEE DE SON★MANFRED MANN/5,4,3,2,1★THE CREATION/MAKING TIME★THE ACTION/I'LL KEEP ON HOLDING ON★SPENCER DAVIS GROUP/GIMME SOME LOVIN★SMALL FACES/SHA-LA-LA-LA-LEE
☆K−Starr&The Numbers のライブ〜
★MILLIE/MY BOY LOLLIPOP★SUZY QUATRO/MOVE IT★KISS/HARD LUCK WOMAN★THE BEATLES/BIRTHDAY★THE GRASSROOTS/SOONER OR LATER★SAM&DAVE/HOLD ON , I'M COMIN'
☆環七スピードキャッツ のライブ
★CHER/I WANT YOU★NICK LOWE/CRUEL TO BE KIND★LEW LEWIS REFORMER/LUCKY SEVEN★THE PROFESSIONALS/KICK DOWN THE DOORS★THE CLASH/GATES OF THE WEST★ELVIS COSTELLO&THE ATTRACTIONS/PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING
☆IDOLLS のライブ
★SYLVIE VARTAN/LA PLUS BELLE POUR ALLER DANSER★JIMI HENDRIX/FIRE★JANIS JOPLIN/MOVE OVER★MARCHOSIAS VAMP/BARA GA SUKI★DAVID BOWIE/HANG ONTO YOURSELF
☆Number3 のライブ
★LESLEY GORE/IT'S MY PARTY★JOHN MAYALL BLUESBREAKERS/ALL YOUR LOVE★THE YARDBIRDS/LOST WOMAN★LED ZEPPELIN/IMMIGRANT SONG★MICHEL POLNAREFF/TOUT TOUT POUR MA CHERIE★THE DOORS/HELLO , I LOVE YOU
☆フジヤマ☆ジェット のライブ
★THE KINKS/CELLULOID HEROES★DEXYS MIDNIGHT RUNNERS/COME ON EILEEN★THE ALARM/SIXTY EIGHT GUNS
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ジョーン・ジェットを愛する人たちによる彼女へのバースデイ・ライブである。「そんな素敵なイベントでDJできるなんて!」俺はジェット・フレンドでもある大好きなふたり Rico&Kumi から出演要請を受け歓喜した。しかし日程を訊くとサンデーである。サンデーと言う事は日曜日と言う事である。次の日は月曜日だから俺は仕事だ。「ダメだ、こりゃ。次、行ってみよう」なんて思って断ろうとも考えた。そんな事を考えながら眠りについた。ベッドに身体を横たえて目蓋(まぶた)を閉じる。ふと気付くと人の気配。それを感じた。いや人というよりもどこか異次元から舞い降りたような物体の気配。うっすらと目蓋を開ける。すると・・・なんと・・・天使がいるではないか!背中から伸びているその羽根は、例えばレースのカーテンが幾束(いくたば)にもなって勝負しても決して敗北しはしない華やかさと、まるで細くて長い尻尾を持つ洋雌猫が日陰でアクビをするような感じのうっすらとしたラメの輝きを放っていた。天使は話す「あなたはあなたの与えられた使命を全うすべきよ。そんな手術後の指で満足なギターなんか弾けるはずないわ。そんなもの気合いとかとは別問題よ。だったらあなたはあなたが今できる最大限の表現をなさいよ。大切な仲間が共に大好きなバンド・ウーマンの誕生日を祝うのよ。あなたはあなたの与えられた使命を全うすべきよ。全くもって全うすべき」。なんだか“全”の字が偉そうに闊歩しやがってるぜ、あちらこちらで。“全”は“パーフェクト”って事かな?パーフェクトなんてのは“とある部分”においてのみ成しえるものさ。野球の試合においてピッチャーが敵チームの打者に対し手も足も出させなかった完全試合とかね。スポーツって言う名の“規則だらけの世界”における『完全』。俺は使命を全うする事に決めた。俺は俺の持つ世界を別の場所で、別の世界で披露したかったんだ。
レコード抱えて出向いたさ。浜松・中区中沢から東京・渋谷区東へ。日曜日に。
まるで日曜日よりの使者みたいに。
選曲にはホント苦労した。選曲というかどのレコードを持ってゆくかって事だけど。ジョーン関連の企画だし。出演バンドはほとんどカバー曲を演るバンドだし。ジョーン・ジェットと言う人は自ら“THE HIT LIST”って名付けたカバー集を出したり通常盤でも多くの素敵なカバー曲を披露している。ザ・スリックスが初めてギグをした日、DJはプジャリだったんだ。彼はリハが終了すると俺んとこに来て「じゅんちゃん等の演奏曲でカバーがあったら教えて欲しいんだけど。DJとしては同んなじ曲を廻すのは避けたいからね」って言ったんだ。その時の彼の言葉がすんごく印象的で俺にとっての「ライブ会場におけるDJとは?」というテーマにおける自分の中のDJ論の中心になっているんだ。「こんなレコード持ってるぜ!」的な自慢大会だけになっちゃぁいけないし、何よりも出演バンドが最高の気持ちで演奏できるようにお膳立てしながらお客さんにも喜んでもらえるような選曲。例えば王道的な代表曲もためらわずに廻すとかね。年齢喰ってるおっさんおばはん客が自分等の青春時代を思い出してしまっちゃうような代表曲を。
今回はRico&Kumiがブログをやっていて、そん中で今回の出演バンド全部にインタビューをやっていた。各バンドのメンバーが好きなミュージッシャンを挙げてくれていたんでそれを参考にした。自分の好きなバンドのレコードがライブ前に流れればテンションあがるでしょ?
ジョーンのカバーの元ネタはそんな様々な理由から極力避けたんだ。出演バンドが演る確立も高いしね。
ブログはこちらから
http://yaplog.jp/welovejett/
そんな中でジョーンのカバー曲の原曲は一曲だけ廻したよ。1972年発表、THE KINKSのアルバム“EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ”。B面5曲目に『CELLULOID HEROES』収録。ザ・キンクスつったら「ユー・リアリ・ガット・ミー」だとか「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト」だとか「アイ・ニード・ユー」だけしか思いつかん輩が多い事にウンザリ・ベイベーなんで。俺は。そんでジョーンが選んだキンクスの曲がこの曲って事は【何をか言わんや】って事さ。ジョーンはグッド・リスナーなんだよ。
1990年発表、JOAN JETT&THE BLACKHEARTSのアルバム“THE HIT LIST”。A面4曲目に『CELLULOID HEROES』収録。

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