昨日はセミデタッチドハウス(2軒長屋)をご紹介しましたが、同じ街区の中に無理して(?)デタッチドハウス(一戸建て)にこだわっている家を見つけました(笑)。
右側の2軒は明らかにセミデタッチドハウスになりたがっているように思えますが、あえて一戸建てを構成しているその2軒の隙間に厳然とした所有への意識を見るように思えます。
しかし良く建てられたなぁ。
これは技術的な感想なのですが、隙間の部分の外壁ってどうなっているのだろう?
この写真のもう1つのポイントは左側の住宅と中央の住宅との間のスペースです。
今、自動車が停まっていますが、これは一時的に停めているだけで、実際はこのまま家の奥のスペースへ入っていくようです。
もうお分かりですね、バックヤードの部分が駐車場に当てられています。
これは前庭に十分なスペースをとることができない、特に都市部の住宅では、デタッチドハウス、セミデタッチドハウス共に採用することが多いようです。
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この写真は明快な三軒長屋、タウンハウスです。
1階部分を駐車場とし、その上階に住む。
シンプルな構成です。
モダンな印象が強いのと共に、不思議とホッとします。

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