全勝対決の横山ー千田戦は横山六段が勝った。
横山六段は毎年昇級候補でありながらもう一歩のところで昇級できなかったが、ついに昇級した。
しかも全勝でだ。
元々実力者なので、C級1組でも活躍できそうだ。
岡崎六段は残念だった。
6年前C級1組から降級し、3年前にはC級2組で2つ目の降級点を取るという厳しい状況まで陥っていたが、その後降級点を1つ消し、そして今期C級1組復帰のチャンスを手に入れていた。
結果的に最終局に勝っていれば昇級だっただけに惜しかった。
そもそも、C級1組から降級した後、再びC級1組に復帰した棋士はいるのだろうか。
その一歩手前までいったのだから、この活躍は素晴らしいことだと思う。
残念ながら加藤九段に降級点がついた。
結果的に最終局に勝っていれば降級点はつかなかった。
しかし、75歳という高齢でありながら、1分将棋になるまで全力を尽くしている姿は尊敬に値する。
三段リーグ時代応援していた宮本四段は、序盤で苦戦した時は心配したが、何とか5勝5敗で今期を終えた。
来期は昇級に向けて頑張って欲しい。

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