ゆうゆうのブログ

最近、激指１２とよく対戦しているが、序盤は私が有利になることが多い。
しかし、中終盤でよく追い上げられ、逆転負けをよくしてしまう。
激指１２は中終盤で容易に負けない指し方をするのがうまい。
つい油断すると、いつの間にか容易ならざる局面に追い込まれていることが多々ある。
また、信じられない手順で手をつなげてくるのがうまい。
激指１２との対戦では、慎重で丁寧に指すことが肝要である。
そのため、長手数の将棋になることが多い。

先程、激指１２との対局で（第１図）を迎えた。

　　　　　　　　　　 　（第１図）


以前激指１２との対局で（第１図）のように進行した時には▲６一馬ときたが、先程の対局では▲３二馬ときた。
▲３二馬以下、△同銀、▲８三角成、△８五飛、▲５六馬、△８七飛成、▲７八銀、△７六竜と進んた（第２図）。

　　　　　　　　　　　 （第２図）


（第２図）で激指１２は▲５八金右と指してきたが、いい勝負だろう。
振り飛車側も不満はない展開だと思う。
なお、この将棋は終盤で必勝型を築いたが、とんでもない大悪手を指し大逆転負けをしてしまった。

この本は初級者向けのもので、娘が買ってきた。
棒銀戦法が漫画で描かれており、符号を理解できない初級者の方でも十分読むことができる。
娘は将棋に興味を示しつつあるので、この本を読んでさらに興味を深めることを願っている。

先程、広瀬七段著「四間飛車穴熊の急所【相穴熊編】」を買った。
将棋の書籍を買うのは、将棋世界を除けば半年振りだ。

四間飛車穴熊は何度か指したことがあるが、実戦的に優秀な戦法だと思っている。
終盤の１手負けの展開で相手が間違え、逆転勝ちをしたことが結構ある。
過去の実戦では相穴熊になることが多かったが、この本を読んでみて勉強になるところが多かった。
なお、将棋世界で広瀬七段の連載講座「僕の考える振り飛車のアイデア」が掲載されているが、この講座と併せて勉強すれば、より一層役立つに違いない。

ちなみに、戸辺六段著「振り飛車４→３戦法」も買うつもりだったが、売っていなかったので今度買うつもりだ。

昨日は早く帰宅できたので、最終盤はリアルタイムで観戦することができた。
やはり、後で並べるよりリアルタイムで観戦する方がはるかに面白い。
私が観戦し始めた時はすでに森内名人が優勢になっており、そのまま勝ち切った。

第１局は、お互いの棋風がよく出た内容だったと思う。
特に、森内名人の手厚く丁寧な指し回しが印象的だった。
渡辺竜王が竜王位１０連覇を果たすのか、それとも森内名人が竜王名人に輝くのか、第２局以降が楽しみだ。