昨晩、解いた。
今月号は2番、3番、8番が良かった。
2番は、大駒4枚のダイナミックな動きが印象的で、大砲のように遠くから相手玉を仕留めるところが見事である。
優秀作にふさわしいと思う。
3番は、最後に玉方桂不成が入った収束が鮮やかだが、そこへ至る手順にも細やかな変化と紛れがあり、落ち着いた感じのする作品である。
芹田氏の作品は、常に高水準で素晴らしい。
8番は解き辛かった。
なかなか筋に入らず苦しんだ。
しかし、7手目まで進めば筋に入った感じで元気が出てくる。
よくある打ち歩詰回避のための中合いが出てくることは、詰将棋慣れした方ならすぐに分かるだろう。

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