9月号は、1番、5番、6番、8番がよかった。
1番は、解いた後に気がついたのだが、今月の優秀作になっている。
1番が優秀作に選ばれているのは初めて見た。
一桁台の手数の作品なので優秀作にはなりにくいが、この作品が優秀作であることには納得できる。
3手目の飛車打ちからその後の成り捨てが見事である。
3連続大駒限定打にもなっている。
5番は、初手は絶対だが、3手目が香車の成り捨てだと思い、その紛れで時間を費やしてしまった。
そのため、今月号では5番が解くのに最も時間がかかった。
6番は、打ち歩詰めに誘導する桂合いや、玉方の飛車不成が予想通りとはいえ素晴らしい。
8番は、詰将棋慣れしていればほとんど一本道だが、流れるような手順から清涼詰になる収束が見事である。

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