23日(祝)に行われた西日本団体対抗将棋大会のF1級に出場した。
私は平成19年、21年、22年にもF1級に出場しているので、これが4度目の出場である(平成20年にもチームは出場したが、私は仕事のため出場できなかった)。
予選を通過したのは平成21年のみで、そのときはベスト4だった。
今年は予選通過を目標に頑張ったが、結果は予選落ちだった。
◎予選1回戦
相手チームは元学生強豪チームで、有名な方ばかりで構成されていた。
私の相手とは2年前朝日アマ名人戦近畿大会の予選で対戦したことがあり、そのときは相振り飛車で負かされている(なお、そのときはそれ以外はすべて勝ち、私は朝日アマの近畿代表になった)。
今回も相振り飛車になり、押さえ込まれそうな局面を打開したのが(第1図)である。
(第1図)
第1図は4二の飛車が4四に上がったところである。
私はこの局面はチャンスと思い、長考した。
7四歩、同銀、6四歩や7四歩、同銀、同銀、同飛、7五銀や6四歩、同銀、同銀、同金、6五銀や、重く6四銀打の4通り考えた。
まず、6四銀打は重いので切り捨てた。
6九飛と攻防に打たれ自信がなかった。
残りの3通りを深く読んだが、どの変化も簡単ではなかった。
結局、(第1図)で私は6四歩と指し、以下同銀、同銀、同金、6五銀、6三歩、6四銀、同歩、6五歩、4九銀と進行した。
どうもこの手順は失敗したようだ。
4九銀と打たれ、1手負けのようである。
しかし、その後相手も私の玉を寄せ損ない、(第2図)に進行した。
(第2図)
以下4八金打、同金、同金、6七金と進み、千日手となった。
(第2図)では6八銀もあった。
もしかしたら、勝っているかもしれない。
しかし、切れ負けの将棋で残り時間が切迫しており、その順には踏み込めなかった。
また、終盤負けていた局面が千日手に持ち込めたのだから良しと考えた。
結局千日手指し直しとなり、持ち時間は残り時間の少なかった私の方を10分とし、相手の残り時間にも私に足した時間と同じ時間を足して再開した。
◎千日手指し直し
私は一手損角換わり戦法を指した。
残り時間がない中での対局だったので、内容は無茶苦茶だった。
結局私は負けた。
チームも1−4で負けた。
◎予選2回戦
相手はベテラン強豪で構成されたチームだった。
私の相手は県代表豊富で一昔前全国大会でも活躍されていた有名な古豪だった。
私は一手損角換わり戦法を指した。
受け切るか攻め切られるかという展開になり、相手の攻めはやや薄かったが、結局押し切られ完敗した。
相手の指しては見事で、やはり物凄く強かった。
チームも2−3で負けた。
今年も予選落ちした。
私個人は2連敗で、昨年度の本大会でも私個人は3連敗だったので、これで本大会5連敗となった(通算では5勝6敗)。
来年も本大会に出場し、何とか予選通過したい。
私自身負けてばかりではいけない。
チームに迷惑をかけすぎている。
もっと腕を磨き、チームの勝利に貢献したい。

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