十四世名人木村義雄の不朽の名著「将棋大観」を図書館で借りた。
駒落ちの定跡書だが、私は今まで駒落ち定跡をほとんど知らないので、勉強しようと思い借りた。
「将棋大観」は昭和3年に発刊された本で、実に80年もの歴史のある本である。
将棋の本の中で、古い本でありながら現在でも多くの方に読まれている本は他にはないと思う。
20年前の本でも読まれることはほとんどないのに、80年前の本が未だに愛されているのは驚異的である。
実際読んでみて、現在でも愛されている理由がよく分かった。
なぜならば、ものすごく丁寧で論理的に書かれており、この本1冊勉強するだけでかなり強くなれそうな気がするからだ(いや、実際に強くなるだろう)。
将棋のバイブルと言っても過言ではないだろう。
時間があれば、じっくり読んでみたいと思っている。

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