今日久しぶりにプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を聞いた。
この作品は私が最も好きなピアノ協奏曲の一つだ。
特に第1楽章が素晴らしい。
私は第1楽章を初めて聞いた時、ずっと昔(例えば明治時代)の秋の夕暮れに、赤い着物を着た小さな女の子が、神社のような所でやや寂しげに独りで手毬をついているかのような印象を受けた。
なお、途中から続くピアノ独奏は圧巻だ。
こんなに長いピアノ独奏は他のピアノ協奏曲には見られない。
まるでピアノが威張っているかのようにも感じられるが、作曲者は意図的にそうしたんのだろう。
CDでしか聞いたことがないが、一度生演奏で聞いてみたい。

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