人間が経験する病気の中で、最も痛いとされているのが尿路結石です。尿路結石になると突然痛みに襲われ、七転八倒の苦しみを味わうと言われています。特に
ここ10年の発症数は著しく、生涯羅患率は男性15.1%、女性6.8%です。
再発率も高い病気ですので、注意が必要です。
尿路結石は「シュウ酸カルシウム」できていて、カルシウムにくっつきやすいシュウ酸が、尿中でカルシウムと結合してつくられます。そのため、
結石はカルシウムの過剰摂取だと思われがちですが、実際は逆で、カルシウム不足が原因で結石がつくられるのです。
カルシウムが不足していると、骨から過剰に溶け出したカルシウムが尿中にあふれ、シュウ酸が結合しやすい状態になります。また、
カルシウムを充分に摂取していると、腸内でシュウ酸と結合して便から排泄できる為、尿中のシュウ酸量を減らすことができるのです。
つまり、
結石の痛みは「カルシウムが慢性的に不足していること」を知らせる体からのシグナルだとも言えます。カルシウムが不足しないように、良質で自然に吸収されるカルシウムを食品やサプリメントなどから摂るようにしましょう。
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