厚生労働省の「健康日本21」の中間実績報告がありました。2004年国民健康・栄養調査などで判明した調査結果からの算出です。
指標は体重を身長の二乗で割った体格指数(BMI)で評価しています。
この
体格指数(BMI)が25以上の肥満者の割合が20〜60代男性では29.0%となっており、2000年の基準値24.3%に比べ4.7%も肥満者が増えたことになります。10年の目標値が15%以下なのに逆行している状態です。また、40〜60代女性の
肥満者の割合は24.6%で2000年の25.2%より減少しています。目標は20%以下ですので近づいていることになります。
朝食欠食者の割合は、中学生、高校生、20代、30代とも増えているそうです。一般的に考えられることは運動不足が増えていると言う見方もありますが、この朝食欠食も
肥満体質を作っていることも見逃せません。皆さん、朝食はちゃんと摂りましょう。