ここ2,3日で洪水のほう、だんだん危機感感じてきたのでほとんど釣りしてませんが、5日ほど前まではキッカケさえあればいつもやってました、五目釣り。
ポイントはパソコンや釣具を置いている仕事部屋のドアを開けてすぐのホソ(笑)
気が向いたらすぐに釣りできるのが面倒くさがりのぼくには最高の環境。

最初はルアーにこだわって、いろいろやってました。
ミニクランク、ミニワーム、そしてアイスジグ。クランクやワームにはプラーチョン。特にこのアイスジグにはキノボリウオが好反応だったんですが、一箇所でやるにはルアーはどれもすぐスレちゃって釣り続けられない。
ということで、バンコクで買ったタナゴ竿風1,5メートルの延べ竿にパン餌で釣るスタイルに落ち着きました。
それでも最初は着水音に反応して表層に浮いてきた魚を見釣りできていたのが、だんだんスレてきてエサを底につけないと食わなくなっちゃった。
ハリも3号くらいまでサイズダウンしないと掛からないし、キノボリウオなどは口が堅い上に餌をかじるような食い方をするのでアワセるのがなかなかに難しかった。
カワイカッコよく、どこか小動物っぽく、さらに古代魚の風合いも持つこの魚、プラー・モーがぼくは大好き。
針がかりしてからの引き味もいいし、またふだん川ではブッシュの奥深くに隠れているため、釣りたくても思ったように釣れないこの魚が、家内釣りではもっとも釣り易い隅っこ、つまり部屋の傍に集まってきてくれる。おまけに餌不足で普段はなかなか食わないパンで釣れちゃうのも手軽でいい。

次は
プラー・カヘー。一般的にはプラー・タピアンデーンで通っている魚。
群れで回遊していて、釣れ出すとこいつばかりくってくる。キノボリと違って一気に餌を持っていくかんじ。引きは一番強い。
10月8日追記>
小魚マスター(小型種という意味ね笑)tri-phopさんより掲示板で指摘があったとおり、プラー・カヘーではなく、プラー・ゲームチャムでした。事実誤認記事、お詫びして訂正します。えらの赤いスポットが特徴で、そこから名前もゲーム=頬・チャム=あざ。
えらをほっぺと表現したのはすばらしいセンス。しかし赤い色が「あざ」「傷、内出血」って・・・。日本人的には「りんごのほっぺ」とか?ちょっとカワイ過ぎかな?

いわゆるテラピア、プラーニン。
こういう奥まった溶存酸素の少ないところがキツいのか?いつも表層でパクパクしてる。食い方もヘラブナみたいに餌まわりでパクパク。テラピアってこんなだったかなぁ??
しかも予想に反してパン餌があまり好きじゃないようで、いちどパンエサだんごを口に入れてしまうと吐き出してそこでパクパク吸うのをやめてどっかにいっちゃうので、一回限りの目視アワセ。

これはいちばんうれしかった、プラー・タプティム。プラーニンの改良品種。
行動、餌の食い方、アワセ方はプラーニンと同じですが、なにしろ色が派手なので水中にいてもどこにいるかよく見える。
完全サイトフィッシングでそのうえアワセが難しいときたら、釣り師にとって一番燃える対象魚。何度かアワセ損ねたんだけど最終的には釣れて、バンザイ!
プラーニンは日本ではチカダイとかイズミダイとか言われてますが、この色してたらほんと小ダイみたい。

プラー・ソイ。これ釣ったのはじめてかも。
普段ルアーで狙っている、プラービィヤオやプラーカァーオなど川の魚食魚がもっとも好むベイトフィッシュといわれている魚。たしかに身も骨も柔らかそう。

5尺の短竿ではちょっとあせった、パワーファイトのプラー・ドゥック。ヒレナマズ。
呼吸に上がってきたのを見たと思ったら底ベタの餌にすぐ食いつきました。
少し前に一度ルアーで掛けてバラしてたんでリベンジ成功。抜きあげ無理なので鑑賞魚用ネットですくいました。

最後のトリは、長い名前ですがプラー・モー・チャン・イヤップ(象に踏まれたキノボリウオ)。うちの周辺ではプラー・モー・ベン(平らなキノボリウオ)と呼ばれています。ちなみに普通のキノボリウオはプラー・モー・コム(丸いキノボリウオ)といってます。
しかしいろんな魚が入ってきているもんです。7目いっちゃった。
これらの魚が、部屋のドアから!
う〜ん、洪水〇〇〇〇!
・・・なんて、いえいえ、そんなこと決して思っちゃいないです。
だって、そのうち「室内五目釣り」なんて記事書かなくちゃならなくなりそうですから・・・。

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