毎年この時期恒例の胃痛が昨日病院でもらった薬のおかげでマシになったので久しぶりにボートで釣りにでました。
こっちも毎年恒例のプラー・ペープクワーイ釣り。ゲストハウスより数キロ下流、バーン・パ・ルアン水路がナン川に流れ込む合流点。ここには毎年水が引く時期になると水路からのクリアーな水とナン川の泥水が激しく混ざり合い、小魚、そしてそれを捕食しにくる各種フィッシュイーターがたまるかなりのアロイなポイントです。そこで毎年一番最初に釣れだすルアー、フライターゲットが、このプラー・ペープ・クワーイ。

これは何年か前の昔の写真。魚のかんじがよくでているので・・・。
群れで小魚を追い詰め、流れの渦の中で激しくボイルするのがこの魚の特徴。ただしそれも激しい流れの発生する雨期明けシーズンだけで平常水位の水量安定期はどこにいるのかほとんど偶然でしか釣れない。
おそらく100キロ下流のチャオプラヤダムがさらに下流の都市部の洪水被害予防に放水制限しているのでしょう、ここ最近やや水位安定気味で流れも弱く、逆に少し水位が上がったりもしていましたが、今朝久しぶりに水位が50cmほど下がりました。
で、あわせて体の調子もよくなったので出撃。
普通地元ではこの魚はサビキ仕掛けで釣るのが主流。まとめて漁獲するには一番イージーな方法だろうけどせっかくなんでここはフライで。トップ系ルアーで釣るのも面白いけどやはり一番難易度が高くて1匹の価値が上がるのがフライ。
着いてみるとボイルしてることはしてるけど、やはりあんまり流れが効いていないのでいまいちの盛り上がり。しかも激流域でボートを係留できるのはバックスペースゼロの岸際トロ場のみ。魚のいる流れのぶつかり合って渦巻いているポイントがけっこう遠い。
最近の、「1本タックルで何でもやる流」ブームの続きで持ってきた、9ft半の#9タックルを振り回しひたすらロールキャスト。大は小をかねる。プラー・ビィヤオがいてもプラー・カーオがいてもフライを変えるだけ。もちろんペープ用のミニフライはよりキャストが楽だ。これ1本でなんでも釣れる。しかしだ、こう渦のテンポにあわせブンブン降るとさすがに疲れる・・。
2時間ほど振り続け、結果1匹のみ。バイトは10回ちかくあったけどアワセが難しい。手前のラインがぐるぐる渦に巻かれてコントロールしきれないんです・・・。
ん〜、でもまぁ泥水ターポン(コイ科ですが)の連続ハイジャンプは堪能したのでヨシとします。
明日、5番タックルもっても一回行こうかな(^^;

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