5月中旬、日本は香川県の実家に一時帰省。
昔のバンド関係の女友達KのダンナHくんが実は釣りキチだった!
と、いうことで船での夜釣りに連れていってもらいました。
メイン仕掛けは胴突き仕掛けでのゴカイを使った餌釣りとのことで、メインタックルはそれ用を準備。ただ、タイラバやジグでも釣れるとのことでサブ的にではありますがそれらのタックルも用意。
場所は瀬戸大橋近辺の工業地帯。船の置いてある港からわずか15分。
そして、釣り始め1時間。船長Hくんも、同行者Tくん(友人Kの同僚)も、
「今日はぜんぜんダメだね〜」とか「いままでで最悪の反応」とか
言っているけど、Hくんはすでにセイゴや子鯛なんかを操船しながらでもちょこちょこ釣ってる。
ふたりとも不安そうに不満そうに今日の潮の流れの悪さと反応の悪さを口にし、特にホスト役でもある船長Hくんは、このちょっとずうずうしいタイ国からの帰省ゲストにたくさん釣ってもらいたい、という気持ちをそこはかとなく漂わせながら、エリアを変え、流すルートを変えと、こまめに動いてくれるが、ぼくの仕掛けにはまだなんの反応もない。
しかしなんといってもまだ釣り始めてからわずか1時間。
タイ国では、数日間ノーバイトなんて釣りを普通にやってる身としては不安どころか、いまだ釣り始めのドキドキ感の真っただ中である。
そんな中、2時間ほど経った頃、Tくんがタイラバでナイスサイズの真鯛を掛けるが惜しくも船縁でフックオフ。
そこで、ぼくも昨日の釣具屋めぐりで手に入れた、半自作のタイラバを試してみたくて、水深10数メートルというシャローでのタイラバに初挑戦。
さらに1時間ほど黙々とこのドシャローで落として巻いてを繰り返していると来ました!
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴゴゴン!
鯛独特の小気味良い、激しい連続噛み付きバイト。
今回の日本帰省遠征の初魚は、瀬戸内海の真鯛!
5月とは思えない、南方帰りの体に堪える異様な寒さの中、さらに落として巻いて、巻いて落としてを繰り返していると着底と同時に再度、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!と2匹目ゲット。
その時点では、まだ獲物をゲットしていなかったTくんにプレッシャーを与えてしまったことに、偉そうにも引け目を感じていると、
Tくんんのタイラバになにやら巨大な生命体が・・・
なんと70センチのヒラメでした!
地元香川県の海と、鯛カブラという漁具、両方のポテンシャルに恐れ入りつつ、今日の釣りにすっかり満足してしまったぼくは、さらに同じく昨日タックルベリーで100円で買ったジグでスローピッチなジャークを試してみると
すぐにセイゴが釣れちゃいました!
この後、朝方に向けて寒すぎ&潮止まりで結局ぼくは3匹で終了しましたが、もう言うことありません。
タイ国での修行的な釣りが日常のぼくを日本国の水辺は十分優しく迎えてくれました。
数時間でこんな狙ったまま、思ったまま釣れる釣りって久しくしてないもんで
はっきり言って、タイ国に帰りたくありません・・・(笑)
船を出してくれ最高のポイントに連れていってくれたHくん、その嫁K、デカヒラメ羨ましすぎTくん。さらに地元香川の海。そしてすべての事象にコープクン・マーク・カップです。
(しかし2012年5月の夜は寒すぎた・・・・。異常気象にもほどがあるぞ、最近の地球くん・・・)

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