ルアーネタに戻そうとも、土日はブンボラペッも釣り客が多く、出船して他の船頭の邪魔になるのもいやなので(今、バイトのあるポイントがすご〜く限られている)、タックルネタ・カテゴリーを新設して、ちょっと無理矢理投稿。
トッパーズ・タイランド。
これはうちの釣りサービスの商標タイトルみたいなもんですが、タイ語の「釣り」=「トッパー」からきています。
しかし日本語で「トッパー」というと、それはトップウォタ−プラグオンリーでバスフィッシングをたしなむ人たちを指す(と思ってますが実際どうなんだろ?)。さらにもっと大昔はサーフェース・プラッガーなんて自分らで呼んでた時代もあったように記憶しています。
ここ十数年のトッパーシーンにはいまいち詳しくないんで何だかんだあまり言えないのですが、ぼくも高校生の頃は一応バルサ50シリーズをはじめ、スーパーストライク(カー)にアブリールをつけるスタイルを至上のものとしていました(とはいえ、同時にワームの釣りも普通にやってたなぁ・・・)ので、トッパースタイルはある意味自分のルアー釣りの原点。
というわけで実はトッパーズタイランドという言葉にはダブルミーニングとして、この「トッパー」の意味も含んでいます。それはやはり、タイの釣り=ペラルアーでトップの釣り、というのが第一にあったから。
・・・とここで、タックルの話題を書こうと思ってるのに、話がどんどんそれていきそうなんで戻します。
実はここ最近の対シャドールアータックル趣向が、何度目かのサイクルを経て、また「日本のトッパー」仕様に近づいてきてます。

唐突ですが、5ftのソリッドグラスロッド。
実はタイで買った安物のスピニングロッドを改造し強引にベイト用として使用。
ダイワも昔はこうだった・・・のミリオネア5000を装着し、ルアーはブランクカラーとベストマッチカラーの「チンドンバグ」を付けてみた。

オリジナルのままだと竿を曲げた時ラインがブランクのカーブを「超えてしまう」のでスパイラルセッティングにガイドを付け替え。(ちなみにこのガイド取替え作業がいまのところ、最初で最後のぼくのロッドビルド経験値)
グリップはスピニング仕様のままです。ズイール社長も言っていましたがこれは全然問題なしです。
とまぁ、いろいろ書きましたが、実は対シャドー用タックルの趣向というより、これでシャドー釣りたいなぁ・・・の夢想タックルというだけなんですが・・・。
とはいえ一応、素振り、というかシャドウボクシング?=シャドーフィッシング?は裏の川でやってるんで、魚をかけるまではなんとかなるでしょう。かけたあとは実際かけてみないとわかりませんが。
そしてもうひとつの、マイブーム夢想タックルは
またもソリッドグラス、そしてなんとレングス3ftの超ショートロッドです。
これも本来スピニングロッドのようですが、ガイドはなぜか最初からベイトセッテイング、おまけにローライダー風。リールはこれまたダイワの、今度はスーパーミリオネアを装着してみました。
で、これも裏の川でシャドウキャスティングしたんですが、バックハンドアンダーのやりやすいこと!ルアーが超低空飛行でブッシュの奥に刺さっていきます。ソリッドグラスのブランクが良くしなるからか、3ftとは思えない投げ心地。
これはツアー先での同船ガイド中、ゲストに邪魔にならないよう後ろでコソッと投げる用にはベストマッチ!(冗談です、半分)
ちなみにお値段300バーツ。タイは安いソリッドグラスの竿が田舎の釣具屋でも簡単に手に入るので気楽にトッパー気分が味わえます。

美しい「ソリッド感」。そしてどんなにムチャ曲げしてもぜったい折れなさそうなところがまたシビれます。
そしてこのタックルで投げるシャドー用ルアーは、

わざわざネコを探して写真を撮った、ズイールのデカパンダ。

カラーリングが飼い猫に似てて気になってたんだけど、とうとう買っちゃった。
しかしこの「デカピンクのパンダ」の実力。
思ったより早く巻けるし潜らない。
これ、シャドー釣れるよ・・・俺ならね(笑い)←チャーマス風
さて、このトッパー&オールド嗜好、あきらかにフライフィッシング熱から派生してきています。フライにハマるとどうしても近代的タックルを駆使した、漁獲効率重視の釣りに抵抗が出てくる。(注:ぼくの場合はね)
シャドー釣りで、仮に効率を重視しないとどうなるかなんて死ぬほど身にしみてるつもりですが、でもやっぱりいつかはこの「非効率をのんびり楽しむシャドー釣り」を確立したいんですよね〜。
フライで狙ってても思うんですが(現在ブンボラ3連敗中)、逆にのんびり楽しむ為にこそ究極のエリア選択と時合の見極めが必要であるという面もあって、結局ある意味効率を求めざるを得ないんですが、う〜ん、なんと書けば伝わるか・・・まぁわかりやすくに言うとギア比7:1の精神状態でする釣りと、4:1くらいの精神ギア比でする釣りの違い、といったところでしょうか・・・って、まったく分からんワイ!・・・・ハイ、すみません、なんとかイメージで、雰囲気だけでも察してもらえればと・・・。
なんにせよ
「フライでブンボラシャドー」とともに、この「トッパー・タイランド」も早くお魚画像アップできるよう、非効率にがんばりま〜す。

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