プラーシャドー(同プラーチャドー=現時点、声が小さすぎで負けかけ・・・)、最近はマレーシアのトーマン、台湾の魚虎、いろんな国での、このスネークヘッド種が日本でも認知されてきたため、おさらいをしておくと
Channa micropeltesというのが、このスネークヘッドの学名である。
台湾繁殖種は、現地でコウタイと呼ばれてるらしいChanna striata、タイ語名プラーチョンとともに、そのまま泰国からの直接輸入種と聞きますが、マレーシアのトーマンに関しては(もちろん個体差はありますが)同じ学名だということすら???、となるほど、個人的には顔つきや体色の違いが気になるものの、とりあえず現在のところ、この
Channa micropeltesといえば、プラーシャドー、トーマン、魚虎、そして英語でジャイアントスネークヘッドというなんとも勇ましい名前を持ったこの種を指します。ちなみに日本のアクアリウム界ではレッドスネークヘッドと呼ばれることが多いようですが、これはそのまま稚魚ボールすくい→日本へ輸出・・・を連想させるためぼく的にはNGです。
そのレッドスネークと呼ばれるほどの、真っ赤な稚魚、そしてそれを保護する両親のグリーンに輝く威嚇色。まったくもってめまぐるしい変化。
で、本日(8月17日)ブンボラで釣れたこの個体。サイズにかんしては何も言うな、とけんせいしつつ(笑)、体色はいわゆるノーマル色、産卵に関係していない魚の体色にいっけん思えますが、よくみると体の後半部から尻尾の辺り、淡いグリーンがでてきています。
もうすぐママカラー(C)世界怪魚釣行記 とぼくは呼んでいますが、よく考えるとこの後このまま緑が発色するわけではなく、わざわざ一度真っ黒になってから、その後、また再びグリーンの、しかも今度はエメラルドという修飾語をつけるべき、輝くグリーンに変化する。
う〜ん、まったく、よくわからん体色変化である・・・。しかもさらにいうとオスメスが同じように変化するとは限らない。
ぼくの、年をとってからの夢は、民宿ちゃどうの裏庭に、釣りキチ三平に出てきた、
鳴鶴先生のイトウ研究室ばりのシャドー研究室を建設することである・・・。
追記>
そしてまた、水族館など水槽での飼育環境下においての成魚個体は、いままで各所で見たそのすべてが、当然ママであるはずがないにもかかわらず、ママカラーでした。
ブンボラペッ水族館しかり、東京タワー水族館しかり。
飼育下における環境ストレスが威嚇色の発色に関係するとするならば、やはり「子育て」という行為は、狭い水槽生活に値するほどの、かなりのストレスを感じる大変なことだということか・・・。
魚、人間、犬猫問わず、世の中のすべてのママさんに、ひとこと。
ガンバッてね。

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