連日、ノーフィッシュのブンボラ。またもやここの魚は絶滅したのか?
この疑惑を拭い去るため、今日は少し目先を変えた狙い方をしようと決めた。
ひとり尾長船(ハンヤオ)操船は、ハンヤオを水中に入れたまま穂先に立つとスクリュー部がラダーになって船が回転せず、そしてそこで引き抵抗の強いルアーを巻けば、ルアーに引っ張られ、いい感じの速度でまっすぐボートが進んでくれることを、最近、いまさらながら発見した。
いままでは風に流されつつの、ウィード・フラットエリアしかまともに釣りができてなかったのが、このやり方によって、いかなる条件下においてでも、やはりブンボラの鉄板ポイントである「花道」をかなりまともに攻めることができるようになった。
ただしペラルアーでは引き抵抗が無さ過ぎて、結局1投ごとにオールに持ち替えてすすんでいかなければならず、非常にやりにくい。
ここで選抜された、ひとり花道用ルアーはズバリ「バズジェット(デプス)」。この引き抵抗がものすごくいい。そして後部ヒートンフックはやっぱり不安なのでローリングスイベル追加チューン済みだ。
これで完璧!・・・と花道をひきまくった上での、ここ連日のノーフィッシュ。
バズジェットには歯型もつかないショボ・バイトが一回のみ。
花道、つまりはシャロー、これでダメなら、やはり沖のディープか!?
(とはいえブンボラの場合、花道シャローが1〜2メートル、沖のディープが最深で3.5メートルと数値的には大差ないのですが・・・)
と、いう長い前置きの末、目先を変えて今日はハンディ魚探、そしてメコンナマズ用の浮きをマーカー用として湖上に持参し、沖合いのポイント目指したのであった。
刺し網漁師の密集している沖合いのポイント。そう、ブンボラの湖底にいくつも通っているクロン(水路)は魚の通り道になっている。漁師たちはそれを知っているから、ここに刺し網を掛ける。そのブレイクラインを探して魚探、スイッチオン!
が、1分もたたないあいだに電池切れ・・・。だから電池、入れっぱなしはダメだって・・・。
目視できる対象物が何も無い、やたらだだっ広い沖合いポイントで、もぐり系ルアーを黙々と投げ続けるのはちと厳しい。おまけに本日強風につき、際限なくどんどんボートは流される。
そこであっさり魚探作戦はやめにして、「花道」があるスイレン(ブア・デーン)畑のさらに奥(シャロー)にある、蓮(ブア・チョンプー)エリアへ移動。
そして蓮畑の際で久しぶりの、ほんとうに久しぶりの大きなバイト。
水位が一向に減らない今年の感じから、ここらの奥まったポイントは少し澱んでいてやや水が悪いんじゃないのかとの不安があったが、カスープが釣れてくれたことでそれは一気に無くなった。
カスープはシャドーに比べ、より外側の、水の動くところを好む。カスープが釣れたってことは、ここはシャドーには余裕のポイントである。
これに自信をつけ、奥の蓮周りばかりをどんどん撃っていく。
(とはいえ、奥の蓮周りはひとりでやる場合、蓮の茎やら、藻やら、水生植物やらの、なんだかんだがボートにからみまくって、オールを漕ぐのがとにかくしんどくて、そう軽快にはいかない、最もイヤなエリアのひとつである・・・)
結果、果たして本日、フィッシュこそ前出のカスープ1匹だったけど、7バイトもゲット。
しかし写真のカスープが16時半で、あとの6バイトは17時から18時までの1時間に集中。単にいままでマズメを外してたからダメだったの?
しかもノらなかった魚のサイズは、どうひいきめにみてもカスープ含め、あって1キロ少々。
2キロオーバーシャドーのバイトは絶対なかった。
やはり、いまいち違うのか、ブア・チョンプー・・・。

沈みゆく夕日が綺麗。
だいぶ日が長くなった。18時でまだこれだもん。

嫁のノックに強く言われていたので、上のカスープはお持ち帰り。
翌朝、起きるとBBQになってました。しかもすでに卵持ってるし。
(Shinさん、魚焼き機、活躍してます!)
ではまた明日・・・。

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