「官釣りの狼」に向けて、ボリ強化月間開始です。
カオレム遠征後バンコクに一泊して、市内からも近いバンプリーという場所にあるバラボリへ久しぶりのプライベート釣行に行ってきました。
約一年ぶりにきてみたけど、あいかわらずお客が居ない。
当然のごとく、釣り人はぼく一人である。
つまり釣れてないってことか?
まぁ月曜ってことももちろんあるだろうけど、併設されたエサ釣り池は繁盛しているもんなぁ・・・。
しかもエサであるテラピアを大量放流した後らしく、ものすごい量のテラピアが岸際に、中沖に、向こう岸に、わらわらと漂っている。
放流直後ならいざしらず、一斉捕食タイムが一段落した後の、このひと時。
いや〜釣れなさそうっ!
しかし「官釣りの狼」とは、いかなる時、いかなる場所でも釣果を得れる人間、しかもぼくの場合、厳しい状況でも釣れるその秘訣を、感覚的にではなく、ちゃんと言葉にして、しかも自信を持ってアドバイスでき、おまけにメソッドチェンジ後(できれば)その1投目でお客さんに結果を出してもらえる、「官釣り
ガイドの狼」とならなければいけない。
こういったいかにも釣れなさそうな場所、状況こそプライベート釣行にふさわしい。
で、そうやって「難しそうな状況」と強調しつつ、魚の写真を出して、オレってスゴいでしょ?と自慢したいわけではもちろんないのですが(ほんとは少しはあるかも・・・うん、あるよな、やっぱ人間だもん笑)、ただ実際他にお客がいないので比較対照ができないのは、バラボリ修行にとっては残念ではある。
バラボリのおもしろさのひとつとして、他人が釣れていないときの単独爆釣時の快感、自分が釣れていないときに他人の爆釣を見せ付けられるみじめさ、これらをあからさまに味わえる、ということがあるのは、バラボリファン、誰もが否定できない事実だろう。
そしてあの「自分だけがなぜ釣れぬ」と悩む時間こそがバラボリ修行で一番大切なもの。
今日、お客は残念ながらぼくひとりだったので、尾数的に見て特に釣れるやり方だったのか、いまいち外していたのか、かなり外していたのか、図りかねる。
ただ、最初の30分(多分それくらい?)のボウズタイムは厳しかったものの、最終的には誰もがこの時この場所この状況で、とりあえずは確実に釣れるルアーとやり方をものにできた。
オレってけっこうイケる?(←やっぱり言いたかったのネ・・・)
ただし1枚目の魚写真がピンボケしていることからもわかるとおり、あからさまな「コバラ」である。大きさは接写モードにしないとうまく撮れないサイズ、といえば分かってもらえるか。
1匹目のジグヘッドなんて、やや大きめではあるものの、カテゴリーとしてはメバル用である・・・。
まぁこのサイズはここのアベレージでもあるし、小さくてもそこはバラマンディ。バス用のミディアムタックルは限界まで曲がってくれて、かなり楽しいのです。
そして、1つだけ持ってきていたこのミニワームを使えばそうとう時間、釣れ続きそうなバイト(=あたり)ペースだったけど、2匹目でちぎれて無くなってしまったので、あとはバンパコンの老舗バラボリでよく見かける極小メタルバイブのリフト&フォール釣法と、海用極小ジグ、トラウト用スプーンと捕食音系ポッパーを使ったプラスα。
で、今日の釣りで得たことを言葉にすると
エサ撒きサービスタイムも一段落、テラピア模倣系ルアーパターン、ポッパーとろとろ巻きパターンも終わり、生テラピアにも反応が悪くなっちゃった。岸際にはテラピアの大群が悠々と泳いじゃってる・・・。
「そんな時はルアーサイズをぐっと落とそう!そして見せるルアーから反射食い的要素の多いルアーに変えよう!そしてアクションはキビキビと派手めに!」
しょーもなー・・・。そんなんあたりまえじゃん・・・。もっとはやく気づけよ・・・。
バス釣りやトラウト官釣りや、シーバス等々、日本で釣りやってる人はそう思うでしょ?
でもね、タイ在住シャドーマンにとってこんな釣りはいままで無かったのです。
これでも十分「フィネス」な釣りなんです。「繊細」で「感度」な釣りなんです。新鮮で面白かったりするんです。
では今からバラ用リールのラインを細PEに巻き変えま〜す。

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