3月2日〜4日のカオレムツアー。

今回ボート2艘使用で久しぶりの登場、ホーおじさん。
といっても「建国の父」ではもちろんなく、普通のオヤジです。

初日は午後3時ごろ出撃。これらはホー号初日の釣果写真。
Kさん、Iさん、共にバイトは多かったもののサイズが小さい。
Nさんとボクを乗せたワンチャイ号もバイトはそこそこあったものの、結果ボクの稚ャドー1匹だけで、Nさん痛恨のノーフィッシュ。
し・か・し
2日目、ミッサンパン・ラフトの2代目「エッ」の運転するスピードボートを先頭に久しぶりの秘密ポイントへ向かうと・・・

蛇行した川筋を突きすすめ!その先に広がるのは・・・

Nさん、いきなり昨日のリベンジ。爆発バイトで10.5lb(約5キロ。ボガ計測)

2代目号のKさんもナイスサイズ!ズイールのスイッシャーで。
そして、しばしのマシンガン・サーチキャストの後、水面に広がるわずかな呼吸跡に目を付けたワンチャイが、究極のランカーシャドー集合エリアを発見。うまいぐあいに風も止む。

Nさんの「Tサーフ・フロッグ+ペラ」に、またもいいサイズのシャドーが爆発バイト。

7.5lb(約3、5キロ。ボガ計測)
そしてそのまま、まったく同じポイントでひたすらシャドーが呼吸に上がってくるのを待つ。
ボートマンがもしワンチャイでなければ、確実に移動を促しているだろう、それくらいしぶとく1箇所でじ〜っと待つ。しかしボートマンはワンチャイ。人間国宝、世界一のシャドーマン。こいつにはまちがいなく魚が見えている。
そして、突然、ポツ〜ンと静かな波紋が水面に広がる。Nさん、すかさずキャスト!
ボ〜ン!!!フッキングと同時に走る走る。これも良いサイズなのはまちがいない。
と、ここでハプニング!
日焼け止めクリームのせいか、あまりに元気なシャドーの突っ込みパワーのせいか、Nさんの手からロッドがポロリ・・・。あらららら、タックルを引っ張ってシャドーが行っちゃう〜!
「ドッボ〜ン!」
と、響いたのはネットを構えていたワンチャイがダイブした水音。
すかさず水中のタックルを掴んで、Nさんに手渡すワンチャイ。カメラを構えてたボクもようやくわれにかえってシャッターを押す。いやほんとビデオで撮りたかったくらいです、このファィトシーン。

タックルは再びNさんの手に。魚はバレてない!
急いでボートに這い上がるワンチャイ、Nさんはすでにランディング態勢だ!
そして
ガッチリ

ゲ〜ット!!!
2匹目と同じく7.5lb

ぐっじょぶ、ワンチャイ。ゆっくりドカベン喰ってくれ。
2代目号もこの時にはすでに合流、50メートル離れていないところで同じく「呼吸狙い」をしていたが、ひっきりなしに歓声が沸き起こる。どうも同じく高活性、しかもデカいのが複数匹たまっているようで、頻繁に追ってくるらしい。こっちまで「ドッパ〜ン!」というバイト音が聞こえてくる。
しかしノラない、フックオフと、Kさん、Iさん両氏は苦戦。暑さ、またプレッシャーもあり、反応が鈍くなってきたとこで一旦休戦。
昼食休憩、そしてボートチェンジ後もそのまま同じポイントで呼吸撃ち。
この態勢は、まんま雨季の稚魚ボール狙いである。しかし浮上位置の予想が付けにくい為どうしてもキャストが遅れがちになるので、かなり難しい釣り。
とここでまたハプニング!

なにやってんの、この人たち?
今度は接触が悪いためカバーをはずして使ってたエレキのハンドル部分がポロリと水中へ・・・。エッとワンチャイ2人してブリーフいっちょで潜水して回収しようとするがいかんせん水が濁っていて何にも見えず失敗。

しまいには配線コードをつまんでエレキ操作。時々感電して「アォッ」というエッの声が聞こえてくる。
もしあなたの押入れの奥に壊れたエレキの部品が眠っていたら、どうか2代目に救いの手を(笑 でもマジでボクのほうで買い取りますので心当りのある方はどうか連絡ください)。
この後、風が出てきてしまい、脅威のランカー集合エリアはただの波立った沖合いの1部に豹変。
エンジン移動で風裏ポイントをサーチキャストしていくが無反応。いくら秘密ポイントとはいえ、どこでも魚がいるわけではなく、やはりイイ場所にかたまっている。
結局ボクらは風が出てから以降、そのイイ場所を発見できず、小さいバイト数回で終わってしまいました。
最後の川筋ポイント、対岸で釣っていたワンチャイ号のほうで何か釣れているよう。

ナイスサイズのカスープでした。
そしてその直後、Iさんに待望のビッグワンがバイト。
今度はノッた!しかしフッキング直後、いきなりの突っ込みでまさかのラインブレイク・・・。あぁ。

そして、それぞれの思いを乗せた2艘のボートはラフトハウスに無事帰還。
Nさんの広がった両腕がこの日の満足度を示してます。みんなで縛りましょう(笑)

最終日は午前中だけの出艇。いつもの本湖沿いポイントで予想通りの「40センチ級」&プラーチョンのエンドレスバイトをみんなで楽しむリラックス・フィッシング。
それにしても、このサイズのバイトがまったく無く、バイトの数だけで考えると圧倒的に今日より魚が少なく思えた2日目。秘密ポイントは、他といったい何がどう違うのか?カオレムの魚が減ってきているというのはただの被害妄想か?
仕事で来ているとはいえ、個人的にもいろんなことを学べた今回のカオレムツアー、これにて終了。
Kさん、Iさん、そしてずっと同船してたNさん、ゲストハウスでお留守番、スーパーガイドのYさん。みんな、お疲れ様でした。また会いましょー!

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