先日NHK BSハイビジョンで放送された「ゲーム・レボリューション」2夜連続のモノを見たんだけど。
詳しくは他の方が詳しく書いているようなので下記の方のブログを参考にしていただければ(^^ゞ
http://d.hatena.ne.jp/nobrooklyn/20110324/1300974419
この番組を見て一番最初に思ったことは、結局「攻殻機動隊」の世界に確実に現実が進んでいること。。
仮想現実でビルの上から出ている板の上に乗って綱渡り。。失敗してビルから真っ逆さまに落ちて魏面に激突している画像が映し出される。。
戦争も仮想現実でしたら実際の戦争が減るとか。
なんか、以前から感じていることだけど現実とゲームとの境が無くなってきていて命というものが軽くなっている。
人、怪獣、宇宙人、動物といろんなモノをゲーム中で殺すという場面が画像で出ています。
日常あたり前のように。。ほとんどの方がそれをゲームと今は理解しているけど近い将来、この番組でも放送されたけどゴーグルに映しだされる世界が現実世界か仮想世界なのか分からなくなっているインタビュアーが居ました。
つまり、ゲームで人を撃ったつもりが実際は現実だったという世界環境を作ることがもう出来ていました。
そして、ゲームの完成度を極める日本VS分業と効率を求めている北米と欧州。。
正直、今の日本のやり方では徐々に衰退していくでしょうね。
ゲームエンジンというゲームを作るソフトを利用して、3人でゲームを作る北米のベンチャー企業も紹介されていた。
なぜなら、そこで働いているスタッフが日本と外国では全然環境が違いました。
福岡のテイクファイブが取材を受けていたけど朝まで会議して社長の横で会議中に睡魔と戦い、社長が話しているのに横でうとうとしている社員はそれを象徴していましたね。
ゲームの作り方も細部にこだわりコマンドを一生懸命にいじる。
バグの検証のために同じ壁に100回ぶつけている。日本の企業。。
ゲームエンジンではそのようなことは自動で直してくれるらしい。
まぁ、これはゲーム業界だけの問題では無くすべての企業に言えることだけど、日本企業は、人海戦術を好む傾向があるような。。社員をだめになれば補充と一つのコマとしてしか扱っていない。
外国では、人材も一つの財産であり厚く優遇されている。
この点は、日本企業はだめだなぁとつくづく思います。
韓国や、中国、東南アジアにそして北米や欧州に優秀な人材を引かぬかれていく現状があります。
ゲーム業界にしてもアニメ業界にしてもこれで今まではやっていけたけどそろそろ気がつかないとヤバイですね。
もうだいぶん前から指摘はされてますがコスト問題でアニメは海外委託がもうあたりまえだし。。ゲーム業界もアニメに続け!でそうなっていくのかな。

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