昨夜は家族、そして隣に住む姉とその子供たちみーんな個々で眠れない一夜を過ごしたようです。
朝起きて降りていくと埋めるの明日にしようという案が父から出ていました。 父はもう会社に出ていましたが我が輩は今日埋めるつもりでいました。 気持ちは揺れましたが父が早退しない事を聞いて我が輩はなおさら今日埋めてやりたくなった。 我が輩の手で穴を掘って埋めてあげたかった。 父がいると我が輩の出る間が無いから。。
昨夜も父はペット葬儀社に依頼しょうと考えていました。
父は大げさが好きだから?でも以前居たチャッピーの時は父は家に居なかったし父は父なりにしてあげたい気持ちは解ったけど、我が輩も母も他人に任せることを嫌いました。。
母には早退してくるとは言わないで会社に向かいました。 でももう我が輩の気持ちは、今日埋めるという気持ちで決まっていました。 会社では仕事中にも頭の中にはミミの思い出、そして悔やみ。。気を許すと涙が流れてきたりもする。。
悔やみというのは二つ。
一つは2日の日、車の車庫入れでミミを後輪でひいたこと。。
入れるとき車の後ろをうろうろしてるのは知っていたのにゆっくりバックしたら大丈夫と楽観していて。。 死んだ直接的な原因じゃないにしても我が輩が死期を早めたような気がします。
もう一つは死んだ日の夜、帰ってきたときミミが鳴いてました。 最近は物音がすると弱々しい声で鳴いていました。 前日は撫でてあげたらすぐに落ち着いて寝ていたのに、この日からミミに毛布がかぶっていたせいもあって撫でてあげなかった。 今考えると寂しいのとか死ぬのが怖いのとかが有って助けを求めていたのかもね。心の叫びだった。 撫でてあげると落ち着いたからそう思いました。 でも気がつくの遅かったね。
朝はいい天気だったのに仕事中雨は降るし早退した後にはあられまで降って、、でも何とか埋める場所を母と見つけて土に返しました。
埋めている時に姉も帰ってきて話をしましたが、最後はミミの思い出話に。。
本当に猫離れした気配りの出来る道徳の知った賢い猫でした。
猫には小心者が多いのですがミミは全然違っていました。 お客さんとか初めての人が家にきてもちゃんとその人に挨拶しに現れる。。 そして会話に加わるかのように間に入って座り込んで。
だから家に来る人は他の猫を知らなくてもミミを知らない人は居なかった。。
我が輩の友達が遊びに来てもそうだった。 わざわざ二階の部屋に上がってきて部屋に入れろと催促するんだよ。 そして友だちに会って挨拶してしばらくして部屋を出ていくの。。
他の猫は隠れる事しかしないよ。。 昨日ミミが死んで家族や姉たちが集まっていても離れて隠れてたしね。
こんな事もあったよ。。
昔何かで我が輩はすごく落ち込んでいて一人で泣いていたことがありました。
その時ミミが傍に来てくれました。。。 あの時、我が輩はミミを抱きしめて泣いたんだよね。。。
これは一度だけじゃなく何度かありました。。。 我が輩には唯一心を許せる友だったよ。。
ダメと言えばちゃんとしてはいけないとすぐ理解して諦めてわがままはしなかった。
トイレもちゃんときめられたところでしてたし、引き戸を開けること(閉めることはしないけど)そして姉の部屋のドアを開けることも出来たそうです。 本当に賢かったの。。
姉の子が赤ちゃんの時、一緒にキャットフード食べたりして傍にいて相手もしてたしね。
猫って赤ん坊とか子供は大ッ嫌い!なのにね。
今まで家には猫が三匹いましたが最初の猫がミミ。。 だから猫というのはこういう物なんだって二匹目を飼うまではこれが当たり前の猫だと思ってました。
他の猫は引き戸とかもあけられないし、わがままでマイペースで、本当のこれが猫だー!って感じでのんのんと生きてるよ。

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