現在来日ツアー中のベルガモ歌劇場の一員として日本に滞在し、出演を重ねているバリトンのレオナルド・ガレアッツィと、とあるオペラ公演後のパーティーにて雑談いたしました。
今回の当劇場の日本ツアーでは、「椿姫」男爵役および「愛の妙薬」ベルコーレ役を歌っています。「愛の妙薬」は公演全体としてとても楽しめるもので、
また彼もコミックさと気品を両立させる歌唱ぶり・役作りが見事です。
弊社・東京オペラでも彼をこれまでに2回招いておりますが、本年3月から4月にかけてまた新たに招聘する予定です。その際には新潟にて1回、東京にて3回のコンサート、そして東京オペラグループにてワークショップの講師及び公演出演を予定しています。
温かくかつ真面目な人柄、そしてそれを反映する、役柄に誠実な歌唱は、実に好感が持てます。彼の今後のさらなる飛躍に期待し、また彼と東京オペラとの繋がりを大切にしたいと思っています。