
ソプラノ ジン・ザン
東京オペラは、イタリア在住のアジアの歌手二名、中国人ソプラノ、ジン・ザンと韓国人テノール、キム・ビュンジンを招聘し、2010年1月11日(月・祝)17:00開演、新潟ニューイヤー・ガラコンサートへの出演をマネージします。二名とも素晴らしい声と情熱を感じさせる歌い振りです。新潟りゅーとぴあでのコンサートにてプッチーニ「トウーランドット」より、ジン・ザンは「氷のような姫君」、キムは「誰も寝てはならぬ」他を披露します。
コンサートの詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.ryutopia.or.jp/schedule/10/0111c.html
本年の夏、東京オペラはイタリアにて若く優秀なオペラ歌手を見つけるため、一連のオーディションを行いました。そして今回はこの二名を日本へ招聘、今後も国籍を問わず歌手を招聘していく方針です。
オペラ歌手(ソプラノ) ジン・ザン
ジン・ザンは中国のヘイ・ロン・ジンに生まれ幼少よりピアノ、アコーディオン、朗誦、舞踊を学ぶ。13歳より芸術学校に通い、声楽と古典舞踊を学び、次いで北京の中国音楽学校及び大学に通い声楽において学士を得る。
中国及び国外にて種々のマスタークラスに参加した後、輝かしい活躍を始め、劇場やコンサートに出演し、まずは祖国の北京、上海、マカオ、香港、次いで台湾、東京、長崎、ニューヨークで成功を収めた。
その後イタリアに登場、ポメツィアや、ローマのギオーネ劇場等でコンサートに出演。成功が続く中、次いで2008年ローマ近郊オスティア、北京オリンピック柔道入賞者の祭典にて出演。
2009年5月11日、ローマのヌオーヴォ・テアトロ・コロッセオにてコンサート、5月23日には世界でのイタリア芸術と音楽の普及に寄与したとして国際賞「E.カルーソ賞」を受賞。6月30日にはローマ市から国際現代芸術センターの賞が授与された。
これまでの成功により、オペラ界でのもっとも注目すべき、また他方面にわたる活躍をするソプラノの一人としての位置を得た。柔軟な音楽性を備えた彼女は、ジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ、シャルル・グノー、ジュール・マスネ、ジョルジュ・ビゼー他のオペラを歌っている。
オペラ歌手(テノール) キム・ビュンジュン
ソウル出身
2007年9月 サンタ・チェチーリア音楽院のディプロマを取得
レパートリー
G.ヴェルディ「リゴレット」(マントヴァ公役)
G.ヴェルディ「椿姫」(アルフレード役)
G.プッチーニ「ラ・ボエーム」(ロドルフォ役)他
以下の出演経験
アイルランドのダブリン、ゲイエティ劇場
エクアドルのフンダシオン・ナショナル・スクレ劇場
フランスのリル、市立劇場
イタリアのアグリジェント、ピランデッロ劇場
バッシアーノ・ミュージック・フェスティヴァル
ヴェッレートリ市コンサート
ノルマ・ミュージック・フェスティヴァル
コンクール歴
2004年8月 R.レオンカヴァッロ国際声楽コンクール ファイナリスト
2005年8月 R.レオンカヴァッロ国際声楽コンクール ファイナリスト
YOUTUBEにて、ジン・ザンの中国の歌が聴けます。
以下をクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=LQMgHfkuPOw