新インフルエンザの国内への感染を防ぐために、主に空港で水際の作業が続いています。
担当の方々のご苦労を思うと、本当に大変だなぁ、休む暇はあるのかなぁと心配になります。
その一方で、このインフルエンザについては「不顕性感染」とか「無症候キャリア」といった言葉が気になります。
詳しくはないのですが、ようは
感染しているのに症状が出ていない状態
症状が出ていないままに、病気のウィルスを持ち運んでしまうこと(人)
のことです。
検疫では、基本的に発熱や咳などの症状が出ている人を対象にチェックをしていますから
その時点で感染していても、症状が出ていない人はスルーしてしまいます。
症状が出ていないときは、ほかの人に移す危険性もないのならいいのですが、
もしも症状が出ないうちからほかの人にうつる可能性があるのなら
知らないうちに自分が感染源になっている・・という状態になります。
ちなみにうちの第3子は1歳過ぎのころに「はしか」をやったんですが、
潜伏期間から逆算してみると
都内のある観光名所に出かけたときに感染したらしい、ということがわかりました。
(それ以外の日はほとんど自宅近辺で過ごしていたので。)
そこに、はしかに感染しつつも発症していない人がいたのでしょうね。
今度の新しいインフルエンザは、この点についてはどうなのでしょうね。
どなたか詳しい方がいらっしゃったら、聞いてみたいなと思います。
それにしても、これから国内の医療関係者の方々はいつにも増してお忙しくなることと思います。
さらにさらに、まだ新しいインフルエンザのワクチンはないのですから、
医療関係者の方々は感染の危険の最前線でお仕事をすることになります。
厚生労働省のホームページを見ると
*感染した可能性がある方で発熱や咳の症状があるかたは、直接医療機関を受診せず、
下記のリンク先を参照し、各保健所等に設置された発熱相談センターにご相談ください。と書いてあります。
都道府県の新型インフルエンザ相談窓口の一覧もあります。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html
医療関係者の過重な負担を少しでも軽くするためにも
いきなり医療機関にいかないで、まずは相談、ですね。

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