9月25日に、山武郡市広域行政組合を訪問し、救急搬送に関する資料をいただきました。
お話を伺う中で見えてきたことは
高齢化により、急病患者の搬送件数が着実に伸びていること。
交通事故の患者数は横ばいであること。
などでした。
安易な救急車の利用を控える
これはとても大切なことですが、
そうした呼びかけだけでは到底減らないだろうな、と思うこの件数。
救急車以外の方法で、救急外来に患者が殺到しても
結局は医療のほうが追い付かないだろうな、とも思いました。
増えていく患者の数を少しでも減らすためには
やはり、一人一人の健康づくり、体調管理です。
結論は、そこ。
そして、早めの受診。
今回のクローバーは、救急搬送を入り口にして、健康づくりを呼び掛けるような構成になりました。
平成25年の4月から、救急の指令本部が千葉市に集約されます。
今までは、山武地域で、地元の救急隊が出動要請の電話を受けていました。
土地勘のある人たちが対応していましたので
通報する人が自分のいる場所を適切に説明できなかったとしても
「その場所から何が見えるか」などといった情報を手掛かりに
救急車や消防車が来てくれました。
本部が移ることによって
たとえば
「山武地域からの通報を、館山から来ている職員が受ける」
といったことも出てきます。
何が大切かというと
自分の所在地をできるだけ正確に説明できること。
交通事故など、いつもいる場所とは違う場所での119番通報は特に。
「今ここで119番するとしたら、どういう説明をしたらいいかな」
と、時々シュミレーションすることも大切ですね。
今度のクローバーには、急病になった時の相談電話なども掲載予定。
冷蔵庫などに貼っておいて、いざという時使ってもらえるといいなあ。

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