先日、物資を搬送するときに現地の地域医療を支える市民団体の方と
電話でお話をしました。
最初は怪訝な雰囲気の声(?)でしたが
「くませんせいのSOS」の作者だとお伝えしたら、一気に打ち解けた雰囲気に。
まだ直接お会いしたことがない方でしたが、
すでに絵本を使っていろいろな地域を回ってくださっていたそうです。
「今は、私も被災者で、避難所で暮らしているんです」とのこと。
「今度は、被災地の地域医療をテーマに、絵本を作ってください」
と宿題をいただきました。
今朝の朝日新聞には、
様々な診療科目のドクターがチームになって、被災地を訪問する取り組みについて取り上げられていました。
動く総合病院だそうです。
一人のドクターが幅広い疾患の患者さんを診療しているところもあるでしょうし、
一口で「被災地での地域医療とは」とまとめることなどできません。
でも、
「被災地の地域医療」
という言葉が、今も胸の奥のほうにきちんと収まっています。
まるで、出番が来るのを待っているような感じです。
どのような物語になるのかわかりませんが、
現在進行形のいろいろな情報を得ながら、テーマを暖めたいと思っています。

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