東金病院では、糖尿病の患者さんに教育入院をしていただいて、
糖尿病について理解を深め、自分の健康管理や治療について学んでいただく機会を作っています。
プログラムはいろいろあり、その中でも医師、看護師、管理栄養士などのスタッフから
それぞれレクチャーを受ける時間もあります。
レジデントのドクターから、
自分が担当しているレクチャーを患者さんによりわかりやすいものにしたいので
患者さん目線に近い医師育成サポーターの協力がほしい
と依頼を受けました。
今までとは違った、より実際的な研修です。
この日はとても暑い日で、
わたし(自宅のエアコンは故障中で使えず)なぞは
「今日は午後から、東金病院で涼しい思いができるぞ・・」
と自分に言い聞かせながら、午前中をがんばったような日でした。
暑い中ですが、9名のサポーターが集まり、
糖尿病のスライドを見ながら、ドクターの話を聞きました。
全体的には
字が細かいところは見づらい(特に「白抜き」の文字は見にくいとの意見が多かったです)
口頭で説明をしない図や、文章はスライドから省いたほうが良い
といったテクニックの部分の指摘と、
話の中身が多くて、全部を理解しきれない
といった意見もありました。
どうしても、「患者さんにできるだけのことをしてあげたい」
という気持ちから
あれも大切、これも大切と盛り沢山になってしまうのでしょうね。
今回の意見を踏まえて、また次回までにスライドを作り直して再上演の予定。
これを何回か繰り返して、患者さんが理解しやすいスライドを作っていきます。
かなり実践的な研修です。
こうして、研修医の先生のほうから
医師育成サポーターの力を活用するような機会を作っていただけることは
とてもうれしいです。
病院のエアコン涼しかった〜〜
生き返って、帰ってきました。

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