育てる会の活動を始めて はや4年が経ちました。
一昨年の総会は「ケンケンガクガク総会」で
昨年の総会は「穏やかな総会」でした。
今年の総会は「ケンケンガクガク総会」といっていいと思います。
最近、不況の影響もあってか会員それぞれの本業の方が忙しくなり、
定例会の出席人数が著しく減っています。
そのような中でも何とか総会に提出する案件について
会議で話し合いを重ねてきました。
で、
総会では通常の定例会の2倍の人数が集まりまして、
当然、最近ご無沙汰だった方もいました。
ですので、それぞれの議案についていろいろな質問や意見が出ました。
それはそれでとても良いことだと思います。
今回の大きなテーマは
活動と、ボランティアと、お金
ですね。
クローバーの印刷を今年度は外部に委託しようと提案が出ました。
印刷のための人手を確保することが難しく、
外部に頼めることは頼んでいこうという趣旨です。
それに対して
クローバーを会員で印刷することによるメリットもいくつか上げられて
特に
こうした作業を通じて会員同士がいろいろと話しをしたり、お互いを理解したりするのにとても良い
ボランティア活動が基本なのに、それをお金で解決するのはいかがか
21年度はたまたま繰越金があるからいいものの、経費がかかりすぎてはいないか
といった意見が次々に出されました。
ボランティア活動は、基本的には自発意志によるものなのですが、
その活動を定期的に継続して行うとなると
「できる人が、出来るときに、できるだけのことを」
やっていたのでは、回らなくなってきます。
それをどこまで各人の自発意志にゆだねるのか
場合によってはある程度の「犠牲」をはらって活動をしてくれる人に対して
感謝の気持ちを「スタッフ手当て」のような形にして伝えることもとても大切なのではないか。
そんなことを私は思いました。
オブザーバーで来られていた某地方新聞の記者さんが、
「市民団体が通るべき道ですよね。僕も所属している団体でこのような議論をしたことがあります」
とおっしゃっていました。
皆が手間隙をかけて活動すること
会員のだれかに負担が偏らないこと
どちらも大切。
これは総会で結論が出るものではなくて、
何か変化があるごとに みんなで「どうする?」と考え続けることなんだと思います。
その後の懇親会、盛り上がりましたよ。
私はプリンセス・プリンセスの曲を歌いました。

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