昨日は第3回の地域医療センター医療専門委員会が開かれました。
千葉県が医療計画の中に定めている「4疾病4事業」を、新しく作る医療センターでどの程度まで担えるのか、という話しがメインでした。
4疾病とはがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4つを言います。
4事業とは救急、周産期、災害、小児の各医療です。
身の丈にあった医療といいますが、
ニーズと、
財政・人的両面からの供給可能なレベルとのすり合わせでした。
私などは「4疾病の中に多発外傷が入っていませんが・・」と質問して
「救急をやるということは、当然交通事故などの多発外傷に対応することを意味しているんですよ」と解説していただくようなレベルでしたが、
ま、これからも恥を捨てて
「一般の人は、この程度のことも知らないんだ」
と医療関係者に認識していただく役目を果たしたいと思います。
今日は友人たちとおいしいお料理を食べながら、
「自分たちがこの地域で受けている医療、必要な医療について
漠然とではなく、データを根拠に考えられるようになりたいね」
という話をしました。
手始めに、国保のレセプトデータをみんなで読んで、
何がわかるか、何がわからないかをそれぞれが出し合うことにしました。
まだまだ手探り状態ですが、
ただ
「自分の家族がこういう病気だから」
「知人がこういうことで困っているから」
といった「物語」のニーズを語るのでなく、
ある程度地域全体を見渡せるような視野を持ちたい。
そんな願いでスタートしました。
出来れば、毎回、おいしいお料理とセットでやりたいな
苦手な分野なので。。。

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