地域医療を育てる会は、県立東金病院と共催で、巡回市民講座を開催しています。
糖尿病をはじめとした、生活習慣病の早期発見と予防のため、
糖尿病のお話を聞いたり、
血糖値や血管の固さなどを測定する検査を受けることが出来るものです。
今までは東金市内の各地を廻っていた講座ですが、
今日は初めて大網白里町で開催しました。
事前の反響が大きかったため、
会場の都合により検査を受ける人の人数を制限するほどの盛況でした。
私も少しだけお話をしました。
山武地域は、頭と心臓と交通事故に弱いのです。
脳卒中やくも膜下出血などの頭の病気と
心筋梗塞などの心臓の病気と
交通事故で一度にたくさんの箇所を怪我する「多発外傷」
こうした患者さんを診ることのできる医療チームが
山武地域にはないと言っていいでしょう。
そうしたお話をして、
病気の予防に力を入れましょう、とお話しました。
その後、
東金病院の院長先生から病気のお話、
病院の糖尿病療養指導士の外口さん扮する「けんじいさん」の糖尿病漫談が続きます。
私は前のほうでCDの機械の操作をするので
会場の皆さんの表情が良く見える場所にいました。
皆さん、自分の検査データを見比べながら院長先生のお話に真剣に聞き入ったり、
けんじいさんの楽しいお話に大笑いをしたりと
充実したひと時を過ごされていたようです。
これを機会に、大網の地域でもどんどん「健康で長生き」の輪が広がっていくといいなと思いました。
休日返上で大網に来られたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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