先日開かれた、夢プロのミーティングに城西国際大学薬学部の学生さんが参加されました。
学生さんが、そのときの感想を文章にしてくださいました。
ご本人のお許しをいただいたので、ここに掲載しますね。
(以下、転載)
「地域医療を育てる会」
私は、大学生になると同時に、この東金市に住み、今年で4年目になりますが、
自分の住む東金市がこんなにも地域医療に力を入れているとは、正直まったく知りませんでした。
今回、この勉強会
(夢プロのミーティングのことです:管理人注)
に参加させていただき、私は改めて地域医療の大切さを実感しました。
山武郡市における病院の医師不足の現状は、新聞やニュースなどで目にしていましたが、
実際に地域住民の方が力を合わせて、このような大きなプロジェクトを立ち上げ、活動が行われている現状は、
実習を経験し、また今回の勉強会に参加したことで、初めて耳にしたことでした。
その中で、私は日本初の取り組みである「レジデント研修」にとても魅力を感じました。
医師の研修制度が変わり、医師が自由に病院を選べる時代になった現在で、
いかにこの地域に医師を増やしていくかという問題に対して、
一般の方が医師の説明や話を聞き、それを評価することは、医師の育成において、とても効果的な方法であると考えました。
ベテラン医師が若手医師を育成することはもちろん大切ではありますが、
医師と直接コミュニケーションをとるのは患者であり、患者の率直な意見は、何よりも重要ではないかと思いました。
また患者と医師の間でよりよい信頼関係を築き上げることを可能にし、患者と共に協力することで、よりよい治療を行うことが出来るのではないかと考えました。
このような取り組みを行うことで、より多くの医師が興味を持ち、又共感を得ることによって、山武郡市の医師不足を克服し、一人でも多くの医師がこの地域に協力してくれればと思いました。
レジデント研修のほかにも、様々な講演会やプロジェクトにも力を入れ、地域住民みなが協力して、より良い医療を作り上げていこうという熱い熱意が伝わりました。
今回の勉強会を通して、これからの医療は、医師や看護師、薬剤師などの医療従事者だけに頼るのではなく、
住民一人一人がそれぞれ医療について関心を持ち、協力することが大切であるという時代人と変化していくのだと実感しました。
今回は貴重な勉強会にお招きいただき、ありがとうございました。
(以上)
こちらこそ、素敵な文をお寄せくださり、ありがとうございます。
夢プロの本番のほうにも、ぜひ足を運んでくださいね。

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