今日、虐待防止の取り組みのことでK先生のところにうかがった。
K先生からご紹介いただいたニュース。
(以下、新聞記事より)
乳児虐待防止へ「こんにちは赤ちゃん事業」 厚労省
育児に慣れない親のストレスによる児童虐待を防ぐために、厚生労働省は生後4カ月までの乳児がいるすべての家庭を専門スタッフが訪問して育児に関するアドバイスをしたり、親子関係を把握したりする「こんにちは赤ちゃん事業」を来年度から実施する方針を固めた。
これまで保健師が生後約1カ月までに家庭を訪問する新生児訪問指導などの事業はあったが、虐待に陥る可能性が高い4カ月までに対象期間を広げて対応する。
事業主体は市町村で、費用の一部を国が補助する。07年度予算の概算要求に重点事業として盛り込む。
(感想)
次年度からの事業ですよね。
虐待は、事後の対応よりも、事前のサポートの方が格段に有効だと思います。
虐待をしてしまった後では、親も子もそれぞれに傷ついています。
ことが表面化するのを避けたくなる気持ちも、親にはあるでしょう。
虐待は「子育てがつらいよ」「親として、とても生きにくいよ」と言うサインだと受け止めて、
支援をする人は、そのしんどい親をサポートするスタンスで接してほしい。
K先生との相談の中で
国内で先進的な取り組みをしている地域の保健事業を、保健師さんに学んでもらえないだろうかと言う話も出ました。
新聞記事の中では、もっと幅広い職種の方に参加してもらうようですね。
サポートの輪が広がりますように。

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