昨日新潟から帰宅して、今日はまた東京まで。
厚生労働省のチーム医療推進会議に出席しました。
特定看護師(仮称)と呼ばれる人たちの
就労施設認定について協議をしました。
難しいなあと思ったのが
看護師の業務が
それぞれの勤務場所によって異なる部分もあり、
それをひとくくりで考えていいのかな、と言うところです。
ICUでの看護師の働きと
老人保健施設での看護師の働き
他にもいろいろな場面で看護師が働きますが、
それを
「医師がしていた医行為を、医師の包括的指示の下で行うことができる看護師」
と言う定義でひとくくりにするのは
かなり難しいと思うのです。
また、医師の指導が必須になってくるため
どうしても人的にゆとりのある医療機関でないと
安全管理などの面で不安が出てきます。
もともとは
医師不足の現場で、医師の負担を軽減することも狙いの中に入っていたこの事業ですが
医師不足の現場ではこうした看護師を育てることができない
と言う矛盾も感じました。
まだスタートしたばかりの事業なので、
これからもいろいろと検討・改善しなくてはならないことがありそうです。
「これこれがこうだから、だめ」ではなくて
「この問題をどうクリアしたらよいか」と考えていきたいと思いました。

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