いざ、氷床へ
5/5 7:30 出発、7:40 空港着。空港開いているが職員が誰も居ない。

こちらはケンブリッジ大がアイスレーダを搭載して観測をしているバスラ-ターボ。デカイ。
そうこうするうちにぼちぼちと人が集まりはじめ、なんとなくだらだらと積み込みが始まる。いいなぁ〜この緩さ加減。

こちらが我々のツインオッター。雪面に着陸するためのソリが特徴。

いざ仕事が始まればテキパキとコトが進みます。基本、手渡しでの積み込み。

第一便は、あちらの様子がわからないから、控えめに、、、と本さんが言っていたにも関わらず、副操縦士が「どんどん持ってこい!」というので、結局ギッシリと積み込んで。。。

9:40 キャンプ用具と本さん、山ちゃん、的さんの三人が一便目で離陸。万一第二便以降が来なくても、なんとかやっていけるメンバーと資機材が最初に飛ぶわけです。
でも、第二便、第三便の積み込みとか、第一便に万一何かがあった場合、こちらで対応をする必要もあるわけで、そんな時のためにcozy(と学生三名)は第三便に。
11:20 掘削地点から連絡あり。
12:13 飛行機戻ってくる。

この絶妙なドラム缶の積み込み!
12:50 木材やら燃料やらぎっしり積み込んで、二便目が離陸。
飛び立ってしまうと何もすることが無く、ぼーーーっとする。空港職員がコーヒーくれる。
15:15 飛行機戻ってくる。

15:45 残りの荷とメンバー乗せて三便目が離陸。第二便でかなり詰め込んだので、結構余裕あり。

カナック氷帽から流れ出る氷舌。カナック氷帽を越える際、自分らのトレース見える。

こちらは低温研チームが観測を続けているボードウィン氷河、測っている領域とその背後のスケールの差に絶望的な気分になる。誰かが「象のつま先のツメの伸び縮みを測って、象の体重変化を知ろうとしている」と自嘲気味に言っていたけど、さもありなん。

いやはや、壮大な風景だ。

あっという間に白一色の世界へ突入。

ほぼ一時間のフライトで16:50掘削地点に着陸。先発の三人ですでにキッチンテントやらが設営されている。さすが!

パイロットと記念撮影!ありがとう!

あっという間に離陸して去っていく飛行機を見送って、お茶飲んでほっこりしていたら、
本さん「明日以降、天気が悪くなるみたいだから、今日中に掘削テント建てたいんだよね」
まじっ!?

ということで、早速掘削テントを設営(19時頃まで)。極地研でリハーサルをやっていたので、すんなりと設営。日が沈まないので、いくらでも残業できてしまうのです。
その間、山ちゃん大ちゃんでキッチン周りの設営と食当。個人テント設営(21時頃まで)。21時ようやく夕食。シャビシャビカレーだけど、これがまたうまい。
23時ようやく個人テントでほっこりできた。それにしても寒い。予報では翌日から下り坂とのこと。
長〜い一日だった。
さて、いよいよ観測が本格的に始まります。

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