北京オリンピックも終盤に入ってきました。連日のジャパンの応援で、少々疲れとストレスがたまり気味の今日この頃。
オリンピック中継のお陰で中国のいままで知らなかったいろいろな面が報道され、いろいろな中国を知ることになりました。
チベット問題を含む人権問題、四川大地震その後のさまざまな憶測。
今回はそんな重い問題は横に置き、漢字を使う中国と言えどもオリンピックを「五輪」とは書かず「奥林匹克」と書いているとか、
中国人の「8」好みの習慣と数字の縁起担ぎの徹底振りには心底驚かされます。
中国人がもっとも好む、発展と金運アップの数字「8」。
開催日が8月8日しかも現地時間で午後8時8分という徹底振りなのですから。
でも、日本においても「八」にまつわる言葉はたくさん見つける事が出来ます。日本人にも縁起のいい数字として古くからいろいろな場面に登場しているように、末広がりの字体で運勢が開けていくといわれ、日本人の感覚にも縁起のいい数字として定着しています。
また「八」は多数を意味する言葉としても使われています。
たとえば「八百屋」「大阪八百八橋」「八幡様」などで。
この八幡様は全国に4万社以上もあるといわれています。数字の8だけでもいろんな方面に話が発展していき、おもしろいものです。

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