今朝も、けたたましいクマゼミの鳴き声で目が覚めた。
『あ〜あ今日も暑いのか・・』とうんざりする鳴き声だ。
真夜中、7年間とも言われる長い年月を過ごした地下世界からたった1週間余りの生命を引き提げて、猛烈な数の幼虫が地上世界をめざして行進し、そして・・早朝からあの元気さ。いったいあのセミ達は自分達のけたたましさが聞こえているのだろうか。
—蝉の鳴いている所で大砲を撃っても蝉は逃げなかったーというのは有名な話だけれど、どうやら、蝉は背中に鱗のような耳があり、仲間の鳴き声だけは聞き分けられるらしい。
酷暑の真昼、凄まじい孵化ラッシュの残骸を撮影した。



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