本日現地時間6時半、ミラマーガーデン台北ホテルで起床。
7時、今朝もK社長と1階の朝食バイキングへ行った。
8時半、ホテルをチェックアウト。車窓より地下鉄工事現場?を視る↓。
9時、免税店へ行って、奥さんからのリクエストがあったお土産物を買った。
10時、『台北101』↓を見学。高さ509.2m、地上101階、地下5階。7年の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した。施工は熊谷組を中心としたJVで、総工費は約600億元。
世界最速のエレベータは東芝製で、毎分1,010m(時速60.6km)の速さで上昇できる。暴風対策として87〜92階の中央部の吹き抜け空間に、巨大な660tのマスダンパー↓設置されている。

観望台より眼下の眺望↓。
11時半、台北101の地下1階にある『鼎泰豊(ディンタイフォン)』
http://www.dintaifung.com.tw/jp/index.aspにて、台北グルメツアー第4弾・小籠包の昼食をいただいた。超〜うまい!!

職人の仕事振りが丸見え↓。
13時、台北国際空港に到着。
15時前、エバー航空にてテイクオフ、空路帰国の途に就いた。
16時前、こちら↓が夕食の機内食。小生はキャビンアテンダントに、「 pork or seafood? 」と聞かれて、迷わず“seafood”を注文した。
日本時間19時、成田国際空港へタッチダウンして帰国。
22時過ぎ、佐野に到着。O土建のK専務に家まで送ってもらって帰宅。この度の栃木県建設業協会安蘇支部の研修旅行としては、記憶にない位に久し振りの海外旅行であった。
疲弊し切っている建設業協会の業況であるにも拘らず、海外旅行することへの批判もあったが、会員相互の親睦と友好的な信頼関係を深めるためには、なくてはならぬ大切な3日間であったと思う。
何よりも台湾旅行というロケーションも素晴らしく、近代化への目覚ましい高度成長を遂げているが、研修目的のインフラ整備に至っては、まだまだ日本の30年前の水準であることが判った。
そして、日本人が1895〜1945年までの50年間を統治した間に、東南アジアを征服した白人とは異なり、台湾人を奴隷として搾取することなく、台湾人民に対しても日本国内以上の教育やインフラ整備を施したことが、現在の台湾人民の根底に「モラル」として生きていると感じた。
台湾観光に蟻の大群のように押し寄せて、傍若無人に振る舞う中国人との“気質”の違いをまざまざと垣間見ることができた。
これは日本の明治人が約120年前から入植し、終戦に至る50年間、整備し続けたインフラが、現在もまだ使われていることと同様に、戦前の日本人の大なる功績であることを実感できた。
国家の基盤を成すためには、インフラストラクチャーが無くてはならぬものであることを再認識した、土建屋にとっては素晴らしい研修であった。
機会があれば、是非とも今度はプライベートで、古き良き日本人技術者が造った、数々の土木遺産に触れるために再訪したいものである。「どなたか一緒にに行きませんか?」
午前1時、荷物を整理して、久し振りに我が家で就寝。
★今日の言葉 ≪ 波 ≫
人生は波だ
幸せも不幸せも
必ず波の中でできている
鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)

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