本日7時過ぎ起床。唐沢山神社参詣は寝ていないので危険。
10時前、真岡市さんでSCOPE工法を施工するために打ち合わせに行った。他の自治体同様に、こちらもたいへん気の毒な状況であった。弊社の技術で長年の懸案事項が解消されることを願う。
施工にはたいへんな労力を要することが予測されるが、来月の洗管作業の本番に向けて、準備を疎かにはできない。
真岡市さんでは、6年前にロボット清掃のデモンストレーションを実施、私と常務で実演したが、あまり上手くできなかったために、その後取り引きにはいたらなかった。
清浄な水道水を供給するだけでなく、弊社の汚名挽回のためにも、必ず成功させなければならない。
12時過ぎ、わざわざ昼食を用意して欲しいと電話しておいたのに、帰宅すると私の分だけないことに憤慨したが、食べると睡魔に襲われるので、昼食を抜いてしまった。
13時過ぎ、T水道設計事務所のM社長さんから、会社の廃業手続きがほぼ完了したとのお電話をいただいた。
T水道設計事務所さんは、40年以上に亘り水道設計に携り、かつては全国に営業所を構え、栃木県にも旧黒磯市に立派でモダンな事務所を開所していた。
県北を主体に多くの浄水場や配水管の設計をして、皆水道インフラの普及にたいへんな貢献をした。水道普及率は全国で98%に及び、右肩上がりで拡張して来た水道の設計事業も、もうすでに役割を終えたのである。
たいへんな歴史と実績を持った会社が、時代の変化に対応できなかったことは、M社長さんが父の二つ下の日本大学理工学部土木工学科の先輩であることもあって、たいへん残念である。
老舗であるほど、設備投資や借り入れが膨らんでいるという報告を、最近新聞で読んだばかり。時代の変化に柔軟に対応できずに信用貸しで借金が膨らんでいるか、もしくは変革するために投資するのどちらであろうか。
弊社も水理事業を構築する中で、たくさんの情報とご指導をいただいた。たいへん恩義を感じている。M社長さんには相談役として、今後もご指導いただくようにお願いした。
また、
一つの時代の終焉を感じた。
14時半、佐野土木事務所へ河川占用許可を更新申請した。次回は数ヵ月後の暇な時に、占用している用地の境界にフェンスを設置する工事を施す、構造の変更を申請する予定である。今度は、その際に最初から手続きをご指導願う。
15時、安蘇建設業協働組合会館で行われた佐野市建設業協会の役員会に出席した。議事は、佐野市への要望事項のまとめと総会開催の要旨等についてだった。
戦後日本の成長を支え続けてきた、従来の建設業が、このままでは、
終焉に近づきつつあるような予感を感じずにはいられない。
会員がどれほどの危機感を感じているだろうか?
嘆いて、棚から落ちてくるぼた餅をいつまで口を開けて待ち続けるのだろうか・・・・。
17時半、台湾料理『広盛園』さんで役員さんと夕食を兼ねて継続協議。久し振りに来たが、相変わらずどれを注文しても、早く・多く・美味しく・安い。

↑白身魚のふわふわ卵炒めは絶品!
昼食を抜いたのは、『広盛園』さんでの夕食を予定していたからでもある。やはり腹いっぱいで満足感でいっぱいになった。建設業界も、『広盛園』さんの逞しさに学ばなければならない。
20時、帰宅後ダウンして就寝。

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