本日6時起床。
7時過ぎ、出社。
10時、田村社労士さんが来社。打ち合わせを行った。
19時夕食後、小林よしのり著「昭和天皇論」を一気に読み終えた。

表装にもあるように、昭和天皇を置いて、これほどの覚悟、これほどの孤独、これほどの無私を貫いた国家君主はいないだろう。
戦前〜戦後にかけての昭和天皇に対しての誤った認識を覆すことができた。というよりは日本人は、米国による共産主義化政策に始まり、その後洗脳されたミーイズムによって、「個」と「公」を取り違えた誤った個人主義が台頭する国民になってしまった。
特に戦後教育や日教組はその最たるもので、戦後65年を経ても日本人がとってきた真実の歴史を知らされず、自虐的な歴史観ばかりを教えられてきた。
かく言う私も、昭和天皇の戦争責任についての疑念が拭えないでいたが、本書によりそれが一掃された。紛れもない世界随一の国家君主であり、大政治家であった。
現在の鳩山首相のような思慮が浅く、大局的な国際情勢の流れを読むことができず、決断力が欠如した宰相を見るにつけ、マッカッサーをはじめGHQと対峙して、国家存亡の折衝を行った昭和天皇が存命であったら何を思うであろうか?と思う。
戦争直後から10年余りに亘り全国を行幸された章を読みながら、天皇の下に日本人があるという国体が護持されたことが、国民の最大の喜びであって、日本人の心の支えであったと知り、涙が止まらなかった。是非とも多くの方に読んでほしい本である。もっともっと先人の正しい歴史を学ばなければならない。
午前2時就寝。

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