本日5時、PCに向かっておはようさん。目覚めに日記の続きを書く。この日記書き作業は脳を目覚めさせてくれる。
午前中は、昨日の見積りの続きを行った。積算をしながら、改めて工事の内容を見直すと結構大きな工事で、価格だけでなく、この時期に弊社で本当に受注して施工可能なのかと心配になった。
アダルトな取捨選択が必要だ。しかし、幾ら公共工事が縮減となっても、土建屋が一年で一番忙しいこの時期に、他人様のお手伝いができるかどうかが、企業力を問われるところだろう。ご相伴に与るようでなければ事業拡大は望めない。
積算しながら、商社から上がって来た製品の見積りを見ると、色々な柵が見えて来て面白い。色々な方が触手を伸ばしても、結局同じメーカーのところに行き着き、同じ製品を夫々が同じ僅差の価格で計上している。何だか小さなマーケットだなあと感じた。
朝から常務が来ていない。お袋が電話すると、相当酷いらしい。来週月・火はISOの継続審査である。その準備が不全であり、また管理者養成の報告・計画も提出しなければならない。
常務がISOの品質管理責任者であるが、総合的に判断してどうにもならないので、私が直接を電話すると、まともに話せないほどで、可愛そうではあるが経営者の端くれとして、責任を取ってももらうために出社するように言った。
本来なら、どんなに病気で苦しかろうが、辛かろうが、会社や関係各位に体調不良の理由を説明し、対応をお願いするのが経営者として管理者として、一社会人としての良識であるが、残念ながらそれが出来ないところが彼の精神的な幼稚さと責任感が欠落した部分だ。
要するに子どもなのだ。だがその前に絶対に風邪を引かないようにするのがプロである。土建屋としてこの時期に風邪を引く奴で、仕事が出来たためしはない。
常務が17時近くに死にそうな顔で出社して来たが、熱が39度3分あった。すぐに病院に連れて行ってもらった。インフルエンザであった。奥さんは受験生がいるのに大変だー、早く隔離しろーと大騒ぎだ。
ISOの審査員に電話して審査の延期を申し入れた。日程的には可能のようで、月曜日に正式に担当者と日程調整を図ることになった。
過労が重なっているところで、研修に行き、東京の雑踏の中からウイルスを拾ってきたのだろうが、久々の日創研で精神的な緊張と、他の企業から派遣されて来た社員さんの、非常にポジティブな受講態度と、経営役員の肩書きがついたプレッシャーが最大要因だろう。
また神様は試練を与えてくれた。来週は常務の仕事の分が私に増えた。今でさえ、一杯いっぱいなのに・・・こんな時は笑ってしまおう!!何とかなるさ!!常務には負担を懸け過ぎた。まだ子どもだから休ませよう!審査が順延になり、とりあえず他の事が出来るからラッキーだ!こんな時こそ
Let’s Positive Thinking !!
あし〜たがある〜さ♪あすがある〜♪
夕食後、娘とお風呂に入るが、近づいて来ない。どうやら娘は奥さんから殆ど私はインフルエンザウイルスに冒されていると吹き込まれたらしい。
まあ、いいさ!あし〜たがある〜さ♪と心の中で笑って、23時半就寝。

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